癌ダイエット

HER2陽性乳癌にオリーブオイル

「Extra Virgin Olive Oil (E.V.O.O)がHER2陽性乳がんに効果あり」

癌に対抗できるように食事を改善したいとネットで調べていたところ、こんなタイトルをみつけた。

E.V.O.Oとは、添加物なし、化学材料なし、熱湯を使わないコールドプレスでの一番絞りによる、酸性度が1%以下のオリープオイルのこと。

ただ、市販されているほとんどの E.V.O.O.は、名ばかりで 本物のE.V.O.Oを見つけるのは難しいらしい。

オイルといっても、ジュースと同じで、空気、温度、光によって簡単に酸化してしまうという。

揚げ物等高熱での利用には向かず、購入するときは小さい容器のものを選ぶのがよいとのこと。

このオリーブオイルと乳がんの研究を発表したのはスペインの Dr. Eduard Escrichdeで、彼によればE.V.O.Oには乳癌細胞の自滅(Apoptosis)を誘導する働きがあり、1日50ml、或はティースプーンで10杯摂取することで 乳がん、特にHER2 陽性乳がんを予防したり、進行を抑えたりすることが期待できると言う。

癌にもいろいろなタイプがあるので、癌に良いと言う食品があるとしても、必ずしもそれが私の癌に効果があるという訳ではないけれど、この報告ではHER2陽性癌に効果があったというから元気がでる。

このE.V.O.Oと、今アメリカで抗酸化作用が高いと注目を浴びているアサイベリージュースクランベリージュース緑茶、しいたけ豆類ざくろ玄米、等、野菜くだものの摂取量を今まで以上に増やし、砂糖、塩、小麦粉製品を減らして効果を期待!

最近の悩み:癌の食事療法

最近料理ができなくなって困っている。というのも、「癌に効果がある」とか「癌になる」とかいう食事の情報に埋まってしまって、何を作ったらよいのか、わからなくなってしまったから。

先日はゲルソン療法と呼ばれる食事療法について知った。無塩、無脂肪、大量の野菜ジュースを中心とする菜食療法で、日本でも星野仁彦という精神科医がこの療法で実際に自分の末期大腸癌を克服したという。

病院の勉強会でも、癌に効果があるというビタミン類は、サプルメントでとるよりも、新鮮な野菜やくだものから取る方がはるかに良いと聞いたが、調べてみると、ゲルソン療法でなくても、野菜やくだものをできるだけ生で食べるのがよいという記述が多々あった。多くのビタミンは火に弱いので、このビタミンを失わないようにしようとすると、生か、ジュースか, ということになるらしい。

ゲルソン療法が無塩を薦めるのは、塩が癌を発生させると考えるからなのだが、私は、塩よりもむしろ砂糖がいけないと聞いていた。

昨年UCLAが発表した実験報告では、膵臓がん細胞に糖分であるフルクトースを与えたところ、がんがどんどん成長していったという。

フルクトースは果糖で、砂糖やお菓子、ジュースや炭酸飲料に多く含まれているそうだ。

そして、今日はツナ缶を買おうとしたら、棚の前に「注意!カリフォルニア州は、ほとんどの魚介類が癌の原因となる水銀で汚染されていることを警告しています。」との箇条書きが!

嫌だー!それじゃあ、魚もダメなの???

いくら野菜やくだものが好きとは言え、塩、砂糖、揚げ物、肉や魚介類も避けてとなると、もう何をつくってよいのやら。おまけに、ジョージは精進料理には慣れていない。食事のときのジョージの顔からだんだん笑顔がなくなってきた。

アメリカのがん研究学会のホームページには、癌予防として、やはり甘い飲料水や赤肉、ハムやソーセージ等の加工食品、塩分 (胃がんの予防として)を控え、野菜やくだものをもっと食べるようにとあった。

何時間もネットで減塩、減糖の野菜料理を検索する毎日が今日も続いている。

癌の食事療法その2:乳製品を省く

前回のブログ“最近の悩み:癌の食事療法”にコメントをくださった方が、“Your Life in Your Hands”という本をすすめてくださったので、さっそくこの本について調べてみた。

著者のJane Plantさんはイギリスの科学者で且つ乳がんサバイバー。乳房全摘、放射線療法、化学療法も続けたにもかかわらず、癌が5回も再発。1997年には医師から余命3ヶ月とサジを投げられたのを、乳製品を食生活から取り除くことで生還。今も健在だという。

彼女の癌が、私と同じHER2+なのかどうかがわからないので、はたして彼女の例が私にもあてはまるのかどうかが疑問なのだけれど、確かに、アメリカに住むようになって、私の食生活は、赤身の肉やチーズ、デザートの摂取量が大量に増えた。

乳製品がいけなかったと言われると、そうだったのかなあと思う節がなきにしもあらず。

でも、乳製品を取り除くとなると、すぐに頭に浮かぶのは、カルシウム源がなくなるということ。

つい先日も医師から更年期の女性は牛乳を毎日飲む事が、骨粗鬆症の予防に大切と言われた。

著者は、菜食主義者だそうだけれど、カルシウムをどうやって補っているんだろう?

彼女のホームページも覗いてみたが、肝心の情報は会費を払わないと観覧できないことになっていた。

そこで、カルシウムを含む食品を検索してみた。

カルシウムは、乳製品、魚介類の他、緑黄野菜やナッツ、くだもの、豆類にも含まれている。でも乳製品と比べると、大豆製品とイチジクを除いて、野菜やナッツ、果物に含まれるカルシウム量は10分の1ほど。

なるほど。魚介類や乳製品を避ける場合、野菜を大量に食べなきゃいけない理由の一つは、欠ける栄養を量で補うためめなのかもしれない。

ただし、豆腐は牛乳並にカルシウムの値が高く、意外だったのは、イチジクも同等のカルシウムを含んでいるということだった。

イチジクは聖書の中にもよくでてくるし、オリーブのように、もしかしたらもっといろいろ体によいことがあるかもしれない。

ジョージはアイスクリームやチーズが大好きなんだけど、乳製品にアレルギーがある。最近は豆乳の他、豆乳チーズもみかける。カルシウムの値がこんなに高いのであれば、豆乳製品で代行して、乳製品摂取量を減らすことは可能かもしれない。私の癌に効果がなくても、ジョージのアレルギーを避けられたらもうけもの。

まどかさん、情報をありがとうございました。

癌克服の道は完全菜食?

英語では肉や魚ばかりか、卵、バターも含む乳製品一切を取らない人のことをVeganと言い、魚肉だけを避けるVegetarianと区別しているけれど、調べれば調べるほど、癌から脱出する方法はこのVeganなのかもしれないという気がしてきた。

”Your Life in Your Hands”の著者はER+, HER2-

まず、”Your Life in Your Hands”の著者で、乳がんを乳製品を避けることで治したJane Plantさんの癌はHER2+ではなく、エストロジン陽性だった。

そして、HER2Support.orgのフォーラムページに、彼女の例にならって乳製品抜きのダイエットを6ヶ月続けたにもかかわらず、乳がんの進行を抑えることができなかった女性の書き込みがあった。但し、この女性が完全な菜食者だったのか、乳製品だけを避けたのか、また乳がんのタイプについても不明。

完全菜食を薦める医師たち

一方、癌のみならず、糖尿病や心臓病、脳梗塞等の治療、予防として、乳製品を含む、一切の肉食を避け、完全な菜食主義をすすめる医師も多々いることに気がついた。

今年4月ボストンTufts大学の研究報告は、野菜やくだものを多くとる人と、一般的洋式形態の食事をする人との遺伝子DNA(DNA メチル化)を比較した。その結果、野菜やくだものを多くとる人は、一般的食事をしている人よりも、癌に観察されるDNAの異変を避けることができるかもしれないと結論づけている。

脳癌小児も完全菜食療法

今月14日のニュースでは、脳癌が再発した3歳の男児が、癌の成長を抑えるため、完全菜食療法を始めると伝えていた。これが効果を示さなかった場合は、放射線療法を受けることになるが、放射線療法で助かるみこみは30%、その上、たとえ助かっても、視力を失う可能性が大きいだろうと言う。完全菜食療法が成功したらこの男児は危険を避けて生きのびることができ、そして私も含む多くの癌患者たちには希望が与えられる。

クリントン元大統領も完全菜食者に

心臓が悪くて、過去に大きな手術を受けたクリントン元大統領も医師の勧めで、肉、乳製品、卵、油さえ取らない菜食療法をはじめたという。8月のテレビのインタビューでは調子はよいと語っている。

完全菜食で欠乏するのはB12

Vegan(完全菜食者)は、蜂蜜や、チキンブイヨンや魚のダシさえも避けるのだというから、とことん徹底している。でも、野菜やくだものだけでは赤血球や、免疫力、DNAにも影響を与えるB12が不足するそうで、これは、魚肉、乳製品からしか摂取できないのだそうだ。

うーん。癌で余命いくばくもないとでも言われない限り、私はここまで徹底できないな。でも、野菜やくだものを食事の中心にすることは様々な証言から、間違いなく大切だと思えてきた。完璧ではなくても、私もVegan食をめざすことにする。

栄養価の高いケールと、バナナ、リンゴ、豆乳でつくったジュース。青臭くなくておいしいよ!

レシピはこちら

ビタミンD不足で完全菜食返上

お肉や乳製品を極力避け、野菜やくだものをたくさん食べるようにしてからやや体重が減ってきた。コレステロールやカルシウムの値はどうだろうと、血液検査をお願いした。

コレステロール改善、カルシウム値も標準内、でも、ビタミンDが足りない

甲状腺ホルモンを取りはじめる前までは、私のコレステロール値は300もあった。それが4ヶ月たって、230まで下がった。でも、正常値は200以下なので、まだ高い。(良性のHDLは理想が40以上であるのに対し、私の値は79。悪玉LDLは理想が100以下であるのに対し、131。)

乳製品を取らなくなって気になったカルシウムの血液中の値は標準値内の9.3 (標準は8.5−10.7)だったものの、ビタミンDは標準値が30から100までであるのに対し、私のはわずかに17。

ビタミンD 不足は、昔、日照時間が短い寒い地域に住む人が注意しなければならない病気と聞いた覚えがあり、年がら年中晴天の日が続くカリフォルニアにいて、そんなことあり?とびっくり。癌になってから、家にこもりがちになったのが原因だろうか?それとも、これも薬の副作用だろうか?といろいろ思ってみるけど、不足していることがわかったのは幸いだった。

カルシウム吸収を助けるビタミンD

ビタミンDが足らないと、いくら血液中にカルシウムがあっても、体はこれを吸収できないらしい。カルシウムは骨だけじゃなくて、筋肉や心臓にも大切らしく、特に筋肉に十分なカルシウムがいきわたらないと、筋肉痛や痙攣を起しやすくなると言う。

実は、ここ1年ほど、よく、就寝中に、こむらがえりを起すようになっていた。爪ももろくなって、すぐに割れてしまう。これって、ビタミンD不足によるカルシウム不足だったのかもしれない。

1週間に1回の服用で、ビタミンDを取ることと、出来る限り、日焼け止めを使わないで、日光浴をするようにと言い渡された。

さっそくビタミンDを取り始めた。すると、まだ1週間も経たないのに、驚いた事に、毎晩のように起きていたこむらがえりがなくなった!

エメラルドのようなきれいな緑色のビタミンD錠剤

ビタミンDを含む食品

ビタミンDを補うためには何を食べたらよいのだろうと調べてみたら、トップは鮭、いわし、しらす等のお魚が。。。豆乳もビタミンDを含んではいるものの、魚に比べたら、その含有量は1/3以下。ビタミンDは、抗酸化作用も高いという。完全菜食を薦める人達が魚介類を省く理由は、水銀汚染が心配だからなのだけれど、ビタミンD不足と言われてしまった以上は、ダイエットを修正。完全菜食は返上して、お魚をお料理に加えることにした。

今は寒いので、なかなか外に出る気がしないけれど、日光浴はダイエット以上に大切らしい。春を待って、庭仕事に励むようにしたら、庭もきれいになって、ビタミンDも合成できて、一石二鳥かもしれない。

代替療法を後悔したSteve Jobs;アップル創業者

アップル創業者のSteve Jobsが膵臓がんで2011年10月に亡くなったのは誰もが知るところ。でも、彼が代替療法を試みていたことは知らなかった。

1月7日のニュースで、Steve Jobsは仕事仲間で咽頭ガンと診断されたDavid kelley (デザインイノベーター)に、「代替療法などには手を出すな」と忠告していたと報道された。

普通膵臓がんは進行が速く、死亡率が大変高い癌として知られている。でも、Steve Jobsの癌は膵臓がんの中の5%に当たる、進行がゆっくりで、発見が早ければ完治の可能性もある非常に珍しいラッキーな癌だったという。そして、彼の癌はその早期に発見された。

しかし、医師が勧めた手術を彼は拒み、ハーブやマクロビ、絶対菜食、霊媒者等を代わりに選んだ。

様々なハイテクを生み出した天才がなぜ現代医学を拒んだのだろう?

彼のことを本にしたIsaacsonによれば、「自分の体にメスを入れたくない。そんな風にして自分を傷めたくない」というのが理由だったようだ。

癌発見から9ヶ月後、癌が大きくなっていることを知ってスティーブは手術に踏み切ったが、すでに癌は膵臓の外にまで広がっており、これが彼の運命を変えてしまったと、その後悔が彼に「代替療法など試みるな。」と言わせたと思われる。

でも、スティーブが始めから手術をしていたら彼は死なずにすんだだろうか?

この答えは誰にもわからない。

西洋医学と東洋医学の統合

CNNのインタビューを受けた東西統合医学を研究しているアリゾナ医大のAndrew Well院長は、東西どちらが良いかではなく、両方を統合するのが安全面でも、効果的にも、経済的にもベストと答えている。

40年間代替療法と現代医学について研究をしてきたこの医師によると、彼が調べた限り、代替療法で効果を表したものは一つもなかったそうだ。でも、標準治療も完璧ではなく、益よりも害の方が多い場合も多々あると言う。

癌がまだ局所のみで、手術で取り除くことが可能であるなら、手術を避けることは賢明とは思えないと医師は続ける。癌がすでに他に広がっている疑いがある場合は、副作用があっても、今の時点では、抗がん剤療法や放射線療法がベストな治療であるとも。でも、食事療法や鍼灸を治療に加えたら、抗がん剤の効果は高まり、辛い副作用も最低限に抑え、生活の質を上げることが可能だと強調していた。

確かに、「癌に効く」とうたうサプリや食事療法にはいい加減な情報が多い。

今夜も「サワーソップと呼ばれる南洋のフルーツには抗がん剤より100倍も効果のあるエキスが含まれている」という情報が入ってきた。でも、さっそく調べてみたところ、この果物にはパーキンソン病を誘発する成分も含まれていると警戒する医師がいることもわかった。

サワーソップ

サワーソップ

癌の治療は辛い。乳ガンの場合、それでいて、どの抗癌剤も、夢の薬と呼ばれているT−DM1でさえ、効果が期待できる確率は50%もない。でも、代替療法で癌が消える確率はさらに小さいということなのだろう。

迷路のような情報網を通り抜けて、本当に効果のある統合療法へとたどりつくことが、癌患者のゴールなのかもしれないと思った。

 

 

脳を癌から守る

土曜日は朝から1日UCLAで脳がんについての勉強会があり、行ってきた。

UCLA

私の関心は主に転移乳ガンとしての脳腫とその治療法。

癌になって3年間、まだ一度も脳のMRIを取ったことがない。でも、脳腫治療が限られているならなおさら、早期発見のために定期的に検査をした方がよいのではないかという印象を受けて帰ってきた。

日本から戻ってきたらCT検査をすることになっているけれど、脳のMRIもリクエストしてみようと思っている。

以下、勉強会で印象に残ったことがら。

脳転移と治療法

1)首から下の癌治療が効を奏していても、脳には入れない薬がほとんどなので、血液を通して脳に癌腫がとぶことがある。特に肺転移をした場合、そこから脳に癌がとぶことがよくある。(後でインターネットで調べたら、トリプルネガティブ、そしてHER2陽性癌は脳に転移しやすいとあった。肺転移した私は要注意!)

2)タイケルブは粒子が小さいので脳に入り、脳腫治療薬としても使用されているが、副作用のために必要な量を取るのが難しい。タイケルブをとっていても脳転移を予防できるとは限らない。

3)脳に転移した癌は数ヶ月或は数年かかって成長する。

4)脳に転移した場合、現在可能な治療法は手術、放射線療法、そして抗がん剤療法とがある。放射線療法は脳全体に放射する場合と、一つの癌腫のみをターゲットにするピンポイント放射とがあり、癌腫が3cm以下であるなら、いずれも手術より成功率が高い。

5)ピンポイント照射にはガンマーナイフ、プロトン、3D等いろいろ種類があるが、どれも大差はなく、脳全体放射も含めて、膿腫のサイズ、数と位置によってどれを選ぶかを決める。

脳を守る栄養

6) 健康な脳の働きに必要なものはグルコース(糖)と酸素。(脳の重さは体全体のわずか2%であるのに、体が必要とするエネルギー、酸素の20%を摂取。深呼吸や運動の薦め。

7)DNAを壊すフリーラディカルの発生を防ぐ抗酸化作用(ブルーベリー、ほうれん草、緑茶等)、細胞分裂の速度が異常に速くならないように抑える抗炎症作用 (オメガ3、緑茶、亜麻の種/flaxseed、ローズマリー、ザイム、アプリコット、ブロッコリー)、DNAを守り、壊れた場合は修復時間を与える抗発がん性(カレー粉、クミン、柑橘類、緑茶、ざくろ、ブラックラズベリー、トマト、サフラン等の黄色香辛料、ビタミンD)のある食事。ただし、抗がん剤使用中、放射線療法中は抗酸化作用がこれらの治療を妨げる可能性があるので、医師に相談。

8)キャベツ、にんにく、いちごやブルーベリー、ラズベリー、椎茸等は免疫力を高める

9)全粒穀類は小麦粉のように精製された穀類より脳が摂取するエネルギーを均一化する。繊維を多く含んだ食品も糖の血中濃度を一定に保つ働きがあり、ヨーグルトを繊維食品と一緒にとると、バクテリアが活性化する。ソーダ類に多く含まれているコーンシロップは避ける

10)気持ちが鬱になったときはブラックチョコレートやココアがよい。緑茶も!

11)眠れない夜にはバナナ半分を脂肪分ゼロの牛乳と一緒に食べてみる。マグネシウム、ビタミンB6も効果あり。

12)その他脳に良い食べ物:

ビタミンEを含むナッツ、種子類、アボカド、小麦胚芽。ビタミンCを含む、キウイ、ピーマン。ビタミンDやオメガ3を含むクルミや魚(鮭、いわし、鯖、鰹、キャビア)。鉄分(緑色野菜、卵、豆、ナッツ、プルーン)、亜鉛(肉、魚、牡蠣、種子類、ヨーグルト、ナッツ)。オリーブオイル、とうもろこしではなく、草を餌としている家畜肉、ガバ等。特にざくろ、レモン水、椎茸、ブラックラズベリーはガン細胞抹殺に効果ありと思われている。

13)大食をしない。ハーブ製品は抗がん剤に負の影響を与えることがあるので気をつける。

14)サプリに頼らず、できるだけ新鮮な食品から栄養を取る。

15)塩分、糖分の取り過ぎに注意

16)毒素排出のためたくさんの水を飲む。

17)週3回は魚を食べる

18)抗がん剤の副作用である疲労感には複合ビタミン剤が効く。

 

 

 

 

 

 

 

 

飽食の時代に要注意

日本の食の豊かさには帰る毎に感心させられる。日本のデパ地下みたいなところ、アメリカではみたことがない。

でも、癌を含む現代病から身を守るためには、過食は禁物であるらしい。

東京駅周辺には、いったい何件の飲食店があるのだろう? どこまでも果てしなくお店があって、おまけにどこも人で一杯。活気がお腹より心を先に誘惑する。
東京駅地下街を歩いていたら、長蛇の列が目に止まった。一緒にいた癌友に、「あれは何の列?」と尋ねたら、「あれはポップコーンの列です。整理券をもらって、ポップコーンが出来るまで、一時間ぐらいああして並んで待つんです。」という、これも驚愕の返事。
アメリカではどこでもいつでも手に入るボップコーンに一時間も並ぶなんて信じられない!
昨年は、クリスピークリームドーナッツが超人気で、長蛇の列ができたと聞いたけど、日本の食文化は急速に西洋化してると思った。
西洋化しているということは、揚げ物が増え、甘味が増え、カロリーが増えているといこと。さらに、レストランや、お弁当からは、野菜や果物が消えてきたように思えた。
一回に摂取する量はアメリカよりまだ少ないかもしれない。でも、ドーナッツを朝食代わりに食べてた事を反省し、糖分、塩分、高脂肪を避けるのが良いと学んだがん闘病者としては、この変化は気になる。

アメリカでは平均90%以上外食、出来合い食に頼っていると聞き、驚いたことがあるけれど、日本もそうなってしまう時はそう遠いことではないのかもしれない。
炊事の習慣がなくなり、食事は買うものというパターンが定着してしまうと、この先日本も、肥満、糖尿病、そして癌がどんどん増えていくんじゃないだろうか?
そんなことになってしまわないよう、日本の皆さん、手作り料理に励んでくださいね!

ビタミンDが生存率を高める

「癌の人はビタミンD欠乏症の傾向が強く、ビタミンDが不足すると、筋肉痛が起きたり骨が弱くなったりする。ビタミンDの値を調べてますか?」

と、教会で出会った、かつてUCLAのお医者様で、今は退職されたCさんが尋ねてきた。

彼の言う通り、私のビタミンDの値は低く、ここ数年かかりつけの医師からもビタミンDのサプリを取るようにと言われてきている。

Cさんからのメールを読み終えて、ビタミンDと癌の関係について検索してみた。

そしたら、「ビタミンDが乳ガン生存率を上げる」という2014年3月7日付けの記事を見つけた。

記事によると、4440人の乳ガン患者の血液内のビタミンD(25-ヒドロキシビタミンD)を調べたところ、ビタミンDの値が高い乳ガン患者は、低い患者に比べて2倍近く生存率が高いことがわかったという。

ビタミンDは、過激な癌の細胞分裂を食い止め、癌の成長を防止することができる。従来の抗がん剤療法にビタミンDを加えるべきだと研究者たちは発表した。

ビタミンDを高めるためには日光浴が一番だけれど、ミルクや魚(得にまぐろ)、オレンジにも多く含まれていると言う。

理想的なビタミンDサプリの量は人それぞれの血中濃度によって異なる。ちなみにCさんが私にすすめてくださったビタミンDの量は1日に2000IU。 一日1錠(400IU)しか取っていなかった私は不足もいいところ。さっそく昨夜から量を増やした。これで、筋肉痛やこむら返りが改善されるかも!抗がん剤も効果を増すかも!と期待する。

 

 

ステロイド副作用、血糖値上昇を抑制

正常な血糖値の値は70−99の間だという。でも、ステロイドをパクリと一緒に始めてから、またジリジリと血糖値が上がり始め、この正常範囲を突破。

先週125まで上がると、トイレがやたら近くなり、喉の乾きも感じ始めた。糖尿病になると血糖値は200以上になるというから、まだ私の場合は余裕があるはずだったけれど、父も糖尿があったし、なにより糖尿病症状の一つは末梢神経傷害と知り、すでに悩んでいる末梢神経傷害がこれ以上悪化したら大変と、直ちに食事を変更。

甘いお菓子はもちろんのこと、白米や食パン、パスタも極力避けたら、125を記録した翌日には100を切ることができた。白米や白パンって、毎日のように食べてるけど、これって血糖値に大きく影響するんだと知った。

でも、スーパーに行くと、菓子パンやおだんご、水ようかん、チョコレート、アイスクリーム等が、とても美味しそうに見えて、あー負けそう!

誘惑に負け、ちょっと気を許すと毎朝測定する血糖値は120台を越え、また慌てて食事制限をして数値を落とすという繰り返し。

これもステロイドのせい。ステロイドをこのまま毎週入れ続けたら、食事で抑制するのはどんどん難しくなるだろうという危機感と、前回はステロイドを中止しても平気だったという思いが強くなり、ステロイドは続けるべきと言う腫瘍科医にメール。今週の点滴から量を半分に減らしてもらった。

お陰で、今朝は89と理想的な数字。

安心して、今日はまたブルーベリーパイを出されたままに食べてしまった。でも、やっと身につきはじめた健康ダイエットだもの。このまま継続していけるよう努力しようと思ってる。

素人アドバイスに要注意

薬を飲んでも下痢が止まらなくて、時間外外来に行った。

症状がではじめたのは1週間ぐらい前だっただろうか。

止まらない鼻水と咳のために、抗生物質が処方されたのだけど、その副作用に腹痛や下痢があり、案の定トイレが近くなった。

月曜日の点滴時に看護婦を通してその話をしたら、抗生物質の服用を中止するようにと指示があった。

それで、抗生物質はやめたのだけど、悩まされている筋肉の痙攣に、マグネシウムとココナッツミルク、糖蜜を毎晩飲むと良いと教えてくれた方があり、この3つを代わりにとりだした。どれも生まれて始めて試すものだった。

ココナッツミルクに糖蜜を加えて飲むと胃のムカつきを覚えたのだけれど、2晩続けた。

3日目の木曜日、夜フライドチキンを食べたら、吐き気を覚え、ココナッツミルクと糖蜜は中止。でも、マグネシウムは他のサプリと一緒に取った。

そして金曜日の今日になったら、一気に症状が悪化してしまったという次第。

自分では原因がわからずいたのだけれど、時間外外来に電話すると、応対に出た看護婦から、下痢が止まるまでは、ミルクは避けるようにと言われ、もしかしてココナッツミルクがいけなかったか、と思い始めた。

マグネシウムについても検索してみたところ、余分な マグネシウムは体外に排出されるものの、これはこむら返りだけじゃなくて、便秘の時にも飲むサプリと知った。つまり、マグネシウムは便を緩める。

となると、今回の下痢はこの素人療法が原因だった可能性大!

外来に到着してした血液検査では、白血球の数に異常はなかった。

それで、診察してくれた医師も、下痢の犯人はココナッツミルクに糖蜜、マグネシウムだろうということになった。

「これを勧めた人も抗がん剤やってるんですか?違う?それじゃあ、貴方とは条件が違いますからね。試す 前に、貴方の医師に相談すれば良かったですね。」

そう言われて、じっくり納得。

人からアドバイスを受ける時は、いつも試す前に検索をして情報の信憑性を確かめるのだけれど、今回はミルクや糖蜜だったから、副作用までは調べなかった。

インターネットがいくら情報を提供してくれても、所詮私は素人。

強い抗がん剤やたくさんのサプリをとっているのだから、やはり何かを始めるときは医師に相談すべきと悟った夜だった。

体重2kgもびっくり増加

2015年最初の点滴に行ってきた。

いつものように体重測定から。

そしたら、なんと体重計は2週間前より5パウンドも増加を表示!

1パウンドは約500gだから2、5kgも増えたということ。

あわてて着ていた厚手のカーディガンを脱いで計り直し。

1パウンド減ったけど、もう靴は脱いでるし、これ以上脱ぐ物ない。

朝食なしで来て計ったのに2週間で2kgも増加なんて、朝食食べてたらもっと増えてたってこと。

クリスマスやお正月で、甘いもの食べ過ぎた。

昨日は血液検査の日で血糖値やコレステロールの値も調べるはずだったのを、絶食を忘れたため、これらの検査は来週に持ち越しにした。ステロイドをとってるから、甘いものやカロリーの取り過ぎには極力気をつけなきゃならないのだけれど、体重が2kgも増えたとなると、血糖値やコレステロールもきっと増えているだろう。

今日は点滴時間が6時間の予定だったんで、バックパックの中にチョコレートやバナナブレッド、ナッツ、フルーツを入れてきた。

バナナブレッドは砂糖もバターも小麦粉も入ってる。

と、思いながら「おいしい」と、全部食べてしまう。

柿は甘いから糖分多そう。

でも、これもペロリ。

ナッツはこんなに何粒も食べたらカロリーの取り過ぎ!

少しだけ。。と思ったのに、結局点滴が終わるまでに全部食べちゃった。

チョコレートなんてもってのほか!ーーのはずだったのに、これも結局残さず食べちゃった。

最近糖尿病と診断され、一気に小麦粉製品、肉、甘味製品を止める劇的なダイエットを始めた義従兄弟は、これらの食品は毒と自分に言い聞かせていると言ってたけれど、

そう、癌は糖分とって成長するよ。

糖尿病になったら、できる治療も制限されちゃうよ。

そう思ってみても、まだまだとってもおいしそうに見える。毒に見えない〜!

家の冷蔵庫や棚の中にはクッキーやようかん、キャンディー、チョコレート等甘いものが常時一杯で、特にこのシーズンはお菓子屋さんが開けるんじゃないかと思うほど。

教会やお友達の家に行っても甘いものが一杯でてくる。

でも、今年の目標は義従兄弟にならって甘いものを断つ!

1日1個だけ。。。なんて、まだ甘すぎ?

意志の弱い私。困った〜。

 

 

 

 

 

抗がん剤治療中に体重が増えるわけ

American Cancer Society (アメリカ癌学会)のウェッブサイトによると、体重増加は癌の再発や、生存率を落とす危険につながるらしい。

でも、抗がん剤をやっていると、体重増加しやすいとも。

最近ズボンが入らなくなって、お腹が益々せせりだしてきた私は要注意。

同じウェッブサイトは、抗がん剤が体重を増やす理由を、

1)抗がん剤により疲労感や体調が悪くなり運動しなくなるから。

ジムや水泳、太極拳に通わなくなったのは、風邪をひきやすくなったことと、こむら返りがすぐ起きるようになったから。その上さらに、ゼローダで歩く事がままならなくなり、カドサイラ(T−DM1)に変更してからは、やたら眠くて、寝てばかりいた。頭痛があると、体がこれに対抗するため休息を求めるのだと、睡眠が必要であったことをある人が教えてくれたけれど、これでは体重が増えても当然だったかもしれない。

2)吐き気や嘔吐しやすくなると、胃のむかつきを抑えるために何か胃に入れたくなるから。

3)ストレスから食べ物により手が出るようになるから。

4)体力や栄養をつけるため、回りが「食べろ、食べろ。」と言うから。

と、説明している。

対策としては、

1)抗がん剤を受けているときは、できるだけ体を休めた方がよいと考えがちだけれど、運動することでむしろ疲労感を軽減したり、私みたいに硬くなった膝、弱くなった筋肉を鍛え、便秘、吐き気等の副作用も抑えることができるという。ちなみに、アメリカ癌学会が勧める運動量は1週間で150分。

2)食事で奨励されているのは一日最低2カップ半のフルーツと野菜。良質なタンパク質源である豆類、ヨーグルト、チーズ、鶏、魚、ナッツ。ただし、カロリーの取り過ぎに注意する。繊維質食品も大切。

3)抗がん剤治療中は普段以上に水分をたくさんとること。ただし、ジュースや炭酸飲料等、カロリーの高いものは避ける。

悲しいけど、クッキーもチョコレートも、おまんじゅうも、皆バイバイ。

そして、がんばってもっと歩こう。

カドサイラをしてる時はグレープフルーツはダメだって

体重減量のため10日ほど前からグレープフルーツダイエットを始めた。
グレープフルーツダイエットはもう何十年も前に紹介され、確実に体重を落とすことができると太鼓判がおされている。

このダイエットのことを調べていたら、グレープルーツは肝臓を清め、肝臓酵素の値を抑えるという複数の情報に出会った。
えっ、ホント?!  体重を落として、肝臓酵素も抑えられるなんて、これすごいじゃん!と、私の目は大きくなった。

以前、タイケルブを服用している時、グレープフルーツは食べないようにと言われたことがある。抗高血圧の薬を常用しているジョージも、グレープフルーツは食べてはいけないことになっている。

グレープフルーツが時に薬とリアクションを起こすことは承知していたので、何も病院からは言われなかったけれどと思いつつ、検索。
やはり何も出てこなかったので、これ幸いとばかり、ダイエットを開始。
でも、しばらくしてから、念のため、医師に相談してみようと、メールを出した。

「カドサイラをしてる時、グレープフルーツを食べても安全ですか?」
すでにダイエットを始めていた私は、もちろん「大丈夫ですよ。」という答えを期待して。

ところが、ところが、もどってきた答えは、

グレープフルーツはカドサイラの毒性を高める可能性があります。避けるのが懸命です。」

ワー!なんてこと!

毎日1個半のグレープフルーツをせっせと食べてきてしまった。
冷蔵庫の中にはまだまだたくさんのグレープフルーツがある。

何事も、始める前に医師に相談すること。前もそれを忘れて懲りたことあったはずなのに、何で学ばない?

この結果がどう現れるか、それは2週間後の血液検査で分かる。