退陣

癌告知から6年半、始めてピアノレッスンを希望する生徒を断った。

今までも、新しい生徒が来る度、何年教えられるだろうと考え、引き受けるべきか迷ってきたけれど、強気で引き受けてきた。でも、今回は、どうにも咳が酷くて、今持っている生徒を教えるだけで精一杯、新たな生徒を取るのは無責任に思えた。

日曜日ごとの教会でのピアノ奉仕も、演奏中に咳き込みそうで、これも辞退。

癌患者支援の通訳も中止。

出してもらった咳止めの2剤は一向に効いている様子がない。

残念で仕方ないけれど、咳がいつか良くなることを信じて、それまで全て退陣。

寝てる時と、食べてる時だけは咳が止まっていてくれるのが、せめてもの救い、神様の慈悲と感謝しながら、咳が改善することを続けて祈っている。

最悪の移動シーズン

次のワクチン接種は感謝祭(11月第4木曜日)明けの火曜日だけど、前日に血液検査と心機能を調べる心エコーが、また朝一番からあるので、出発は日曜日。でも、感謝祭後のこの日はアメリカ中の人が移動する、旅行するには一年で最悪の日なのだそうだ。

普段なら自宅からロスの空港までは30分ほどの距離なのに、昨年、感謝祭明けに空港へ行った友人の話だと、なんと同じ市内から空港に到着するまで2時間半もかかったとのこと。

フライト出発時間は朝の8時15分だけど、彼女の助言に従うならば、朝5時には家を出なければならない。

その次の予約はクリスマスの1週間前で、この日も混雑が予想されれば、1月の予約は大統領就任式の翌週で、就任式と同じ週末に飛ばなければならないから、この時も混雑が予想される。荷物がまた迷子になる可能性も大。

普通は予約日の1週間前でないとNCI(国立ガン研究所)所属の旅行会社は私のフライト予約を取ってくれないことになっているのだけれど、ホリデーシーズンに入るこれからの3ヶ月、とてもじゃないけれど、1週間前まで待っていたら、ジョージどころか、私のフライト便さえも押さえられないと、コーディネーターに懇願して、訪問予定日を旅行会社のコンピューターシステムに早々入れてもらった。

おかげで少なくとも、飛行機便とホテルは確保できた。

あとは、体調が崩れないことを願うばかり。

始まったばかりのワクチン。

最後の頼みの綱のワクチン。

後4回のワクチンを無事受けられるか、1回、1回が大きなハードルだけど、一年以上も前、神様は遠距離治療のための十分な資金を備えてくださった。

この選択の中に、神は一緒にいてくださっていると信じ、この退陣は一時のこと、神は私のために素晴らしい計画を用意されてくださっていると信じ、辛抱強く、祈りが届く日を待つ。

2 thoughts on “退陣

  1. どうか体調が安定し穏やかにスムーズに進みますように祈っています。

  2. Izuさんの書きこみに、いつも励まされています。ありがとうございます!

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