またも失敗

自分の通うカイザー病院に治療歴をリクエストして1週間以上が経った月曜日、用意ができたという電話を待ちきれず、再び医療記録課に出かけた。

「あなた映像のリクエストしたでしょ。だからまだ用意できてないんですよ。明日ならきっと大丈夫でしょう。」

そう言われて、エコーは多分報告書だけで十分で、映像は必要なかったかも、と後悔したけれど、もう手遅れ。しょげて家に戻った。

火曜日の今日、点滴、薬局と回って、再び医療記録課を訪れた。病院カードを渡すと、コンピューターを覗き込んだ受付の女性は席を立って、奥に入っていった。

(やっともらえるんだ!)と期待していると、同じ女性が分厚い茶色の封筒を持って戻ってきた。

手ごたえのある重さの茶封筒を受け取りながら、これを全部ファックスするわけ?と思って開けてみた。

100枚ぐらいありそうな書類の一枚目をよく見てみると、太字で「外来診断映像」とあり、その下に超音波とあった。

2枚目も「外来診断映像」で、5月のCT結果。

さらに下の書類へとパラパラとをめくってみたけれど、全てが「外来診断映像」で、肝心の治療歴もなければ、エコーの記録もない!

なんだか目の前が真っ暗になりそうな気分で、もう一度茶封筒の中を覗いてみる。

これは映像CD、と思ったけど、同封されていた小型の茶封筒も開けてみた。
すると、CDと一緒に、私が記入した医療記録リクエストのコピーが入っていた。病院の用紙で、リクエストの項目にチェックマークを幾つか入れたのだけど、誰かが、診断映像のところだけをさらに丸で囲んでいた。

一週間前に来た時には、この用紙と一緒に、国立癌研究所から受け取った送付必要資料のコピーも渡したのに、それはなかった。

私は、こんな関係ない書類を一週間、一日千秋の思いで待ってたんだ。

癌研究所の看護婦を、書類のダウンロードをしなかったからまた送り直しになったと責めたけど、もしかしたら、最初に資料を送った時から同じ間違いがあって、初めから肝心の治療歴は含まれていなかったのかもしれない。

間違いの原因がわかったと思ったら、すっかり元気が無くなってしまって、受付に戻って問い直す気力もなく、泣きたくなった。

(主治医から、「必要書類は医療記録課に頼め。」と言われたから、そうしたけれど、治療歴は、ここでは何度頼んでも作れないのかもしれない。もう一度主治医に頼んでみよう。)

ipadを出し、主治医にメールした。

医師は協力してくれるだろうか?また同じように、「医療記録課に行け」と言われるだろうか?

どんなに勉強しても落第点ばかりだった中学時代の化学のテストが思い出され、私は永遠にワクチン治験にたどり着けないような気がしてきた。

再びIpadに向かい、キーボードを叩く。

「天にいらっしゃるお父様、なんとかしてください。失敗ばかりで、どうかなりそうです。。。。」

思い煩う代わりになんでも祈れーーと聖書は言っているから、いつもメールにして祈る私は、心に浮かぶ言葉のままにメールを書いた。

「イエス様の御名を通してお祈りいたします。アーメン」

そう締めくくって消去ボタンを押した。

3 thoughts on “またも失敗

  1. 本当に フルタイムの患者は、忙しいですよね。
    書類を依頼し、 取り寄せて 、集めて まとめて。。
    その間に 治療があり、予期しないような 調子の悪さがあれば またそこで 診療に行き。。
    息を つくよゆうも ありせん。

    治験までの 道のりは 本当に長いですね。

    こういう時って 誰か 専属のアドミニストレーター みたいな人がいて めんどくさいこと全部やってくれれば 。。。 とか思ってしまいます。
    せめて パートタイムくらいの患者になりたい。。

    でも 負けないで 頑張ってくださいね、
    和世さんの 頑張りが 私を はげます力となっていますから !
    応援してます!

  2. Sacnishiさん、Eさん

    応援をありがとうございます。昨日やっと主治医のオフィスから必要情報をファックスしてもらえました。これで前進すると良いのですが、まずは月曜日に返事があることを願ってます。

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