計画変更

後ろ髪を引かれる思いは止めないけれど、主治医が勧める分子標的薬の治験を第一に、ワクチン治験は第二希望とすることにした。

UCLAまで行って、教えてもらった免疫チェックポイント阻害剤治験は、ドイツのEさんが使って抜群の効果を現した薬Keytrudaとは別物で、( keytrudaは脳癌と発表した、元カーター大統領も使い癌を克服したのだそうだ。)まだ第一相の治験であることと、 自己免疫疾患や別の癌誘発という副作用がなんとも怖くて、これは将来の選択に残すことにした。

分子標的薬の名前はEntrectinibと言い、癌により異常をきたした特定のDNAがある場合に効果があるらしく、第一相治験では、反応率は75%だったそうだ。これはワクチンの50%より高い。
治験では、まず、癌組織をラボに送り、この薬が標的とする遺伝子異常があることを確かめる。これには2~3週間かかるらしい。

この結果、治験薬の使用は叶わないということになったら、ワクチンを試したいと思うのだけど、癌組織をラボに送るだけでも、すでに提出したワクチン治験の同意書を破棄しなければならないと言われてしまった。

折しも、国立癌研究所からは今朝、一月ほど前に送った癌組織が治験対象となるHER2陽性であることを確認したというメールが届いた。

次はいよいよCTと血液検査という段階まできたのに、全てを白紙にもどしてしまうなんて。。。
もし、DNAテストが適合しなくて、分子標的薬の使用はかなわないということになったら、また一からワクチン治験の申し込みをしなきゃならないんだろうか?そう思うと、そのプロセスにかかる時間がなんとも惜しい。

分子標的薬は、効果が続く限り使い続けなければならないけれど、ワクチンだったら4回の摂取で全ての闘病を終えられるかもしれないという、奇跡への夢もある。

それが私の心を揺さぶるのだけれど、ここは冷静に考え、少しでも確実な治験を選ぶべきと、計画変更することにした。

それにしても、治験参加とは、なんと時間がかかることだろう。治療中だからまだ余裕があるけれど、これが、治療に行き詰まっていたり、癌が進行していると知ってのことだったら、とてもじゃないけどやってられない。死んじゃうよ。

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