その後

「治験どうした?」

友達に会う度聞かれるのだけれど、答えはなんとも難しい。

ワクチンの治験は同意書にサインをして送り返したのは確か、2週間前だと思うけど、そのまままだ何も返事がない。

一方、免疫チェエクポイント阻害剤の治験は、何度か治験を行っている病院とやりとりして、やっと治験の名前と内容を確認した。でも、治験に使われている薬はドイツのEさんが教えてくださったものと違う。

こちらの治験で使われている薬はIbrutinib と MEDI4736との2剤。Ibrutinibは白血病などの血液のがんのためにすでにFDAに認可されている分子標的薬で、MEDI4736が注目のPD1阻害剤。こちらは非小細胞肺がんで治験が進んでおり、乳がんへの使用は今回が初めての模様。

他のサイトで調べてみると、MEDI4736はともかく、Ibrutinibは、内出血や血小板減少、感染、他のガン誘発など、なんだか物騒なことが副作用に含まれていて、ビビる。

一方、2日前のニューヨークタイムズには、PD1阻害剤の特集記事が載り、ホスピスを覚悟したホジキンリンパ腫の患者が、この薬を使用したところ、使用3日目で、がんが目に見えて縮小し始め、数週間で消え失せたとあった。ここで紹介されていたPD1阻害剤は小野製薬のオプシーボだった。

やっぱりPD1阻害剤は素晴らしい効果が期待出来るみたい。でも、乳がんへの適用治験はトリブルネガティブを対象としたものがいくつかあったけれど、HER2陽性ではほとんどない。

副作用が怖そうで、どうしたものかと迷うけど、Eさんによれば、PD1expressionと呼ばれる生物マーカーの値が高くないと効果が期待できないということなので、とりあえず、このPD1の値をどこで、どうやって調べることができるか、その情報をあちこちに尋ねている。

そして、主治医からは、また別の治験があると聞かされた。こちらは第二相でEntrectinib という分子標的薬。特定の遺伝子異常がある場合に効果があると言うから、これもまず遺伝子テストをしてみなければならない。

いろいろあるのは嬉しいけれど、どれもリスクが高くて迷う、迷う。あー神様、正しい治療へどうぞ導いてください!

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