免疫チェックポイント阻害剤療法

Cedars Sinaiから返事がないので、週が明けた月曜日、再度治験情報の催促をした。そしたら、翌朝一番で届いた返事は、「乳がんを対象にしたこの種の治験は現在うちの病院では行っていません。」と言うもの。

スレイマン先生のオフィスを訪れた後、Cedarsから返事があった今日まで、自己検索を続けてみたけれど、「免疫チェックポイント」で探しても、「PD1」で探しても、治験薬の名前、keytrudaで検索しても、トリプルネガティブを対象にしたものはあっても、HEr2陽性では治験が行われているのはヨーロッパだけで、アメリカでは一向に見つからず、Cedarsのウェッブサイトに絞っても見つからず、おかしいと思っていたので、この返事には「やっぱり。」という気持ちだった。

スレイマン先生のオフィスに、この受け取ったCedarsのメールを転送して、「間違いだったのでしょうか?」と尋ねると、助手の方から、「嫌、先日、担当医から、HER2陽性乳がんを対象にして治験を始めたとメールをもらっています。再度確かめてみてください。」との返事。

それで、再び、このメールを今度はCedarsに転送。次の返事を待っているところ。

検索によると、この阻害剤は、皮膚ガンと肺がん用にすでにFDA (米国食品医薬品局)に認可されている。日本の小野製薬からもオプシーボという名前で同じ働きをする薬が出ているらしいけれど、癌腫のPD-1と呼ばれる生物マーカーのレベルが高い場合、非常に良い効果が期待出来るらしい。
でも、副作用も怖いものが含まれていて、間質性肺炎が起きたり、腸に穴が開いたりする他、免疫組織ががんの代わりに健康な臓器、組織を攻撃し、死にいたる場合もあるのだと言う。

この薬の情報を教えてくださったEさん(子宮頸癌)は、効果も抜群なら、副作用もほとんどないとおっしゃっていたけれど、彼女は幸運なケースに違いない。過去に、免疫組織が逆に働いて、亡くなられた肝移植患者さんを見ている私としては、警戒心が強くなり、治験が行われていないならそれでもいいや、という気持ち。

そうなると、やっぱり残された望みはワクチンかも。。。

2 thoughts on “免疫チェックポイント阻害剤療法

  1. 和世さん、こんにちは。

    そうですか、でもまだ返事待ち、ってことですよね。。

    免疫が逆に自分を攻撃した例をみていらっしゃる、臓器移植について尽くしてこられた和世さんなら、特に不安に思う気持ちが強いのも納得です。私も始める前はこわかったし、実際オプシーボではリアクションが強くて、死ぬ思いをしましたし。
    トライアル中のお薬なだけに、データもないから、私も将来副作用で困ることになるかもしれません。。。でも、やっぱり私の場合はチェックポイント以外に治療がみつからなかったので、最後のかけ、って感じでした。
    和世さんも、きっとチェックポイントが効くならば、神様がきっとお薬に巡り会わせてくれると思います。そうでなければ、きっとワクチンが効くんですよ!!

    またすぐメールさせていただきますね!

  2. Eさん

    コメントありがとうございます!Eさんのコメントはこのブログを読んでくださる多くの方に貴重な情報を提供してくださっていると信じます。
    Cedarsからは返事が来て、HER2陽性のための治験があることを確認しましたが、その治験薬はKeytrudaでも、オプシーボでもなく、Ibrutinib (imbrubica)とMEDI4736というものでした。再度、これが本当にPD1markerを狙ったものなのか、確かめています。
    結果はまたブログで報告します。

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