自然の治癒力

点滴用の椅子に腰掛けると、廊下を挟んだ向かい側の患者さんと看護婦さんの会話が聞こえてきた。

「姉たちは今週マウイなんですよ。。。」

「マウイ」と聞いて、思わず、「私もマウイから帰ってきたばかりなんですよ。」と会話に飛び入り。

私のお世話をする看護婦さんも交えて、ハワイの話で盛り上がった。

「あんなに出てた咳が、あっちに着いた途端なくなってね。なのに、こちらに戻ってきたらまた咳が始まって、これはあちらの気候が良いせいなのか、それとも空気がきれいだからなんだと思うんですよ。」

と言うと、そうだ、そうだ、と皆同感。

「ホノルルに住んでる癌友は4期のHER2なのに、もう20年近くもサバイブしていて、やっぱりハワイは体に良いのでしょうね。カイザー(病院)があちらにもあるんだから、癌患者は皆ハワイのカイザーに転送されたらいいのに!」

と言うと、これも皆笑顔で同感。

後から受け取った血液検査では、血糖値とコレステロールの値が、今までにないほど改善していて、コレステロールなど、もう癌になる前からずっと200台だったのが、一月前の246からなんと一気に194まで下がっていた。

まさか、1週間だけのバケーションで改善したとは思わないけれど、人ごみから離れた汚染されていない大自然には癒しの力があるのかもしれない。

全ては完璧だった創世記に出てくる天地創造を思い、そして、これからやってくる神の国を思い、あの美しい景色を心の中で反芻している。

 

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