辛抱強く待つ

体温計に出た数字は37.4℃.

抗がん剤点滴の後、体がだるくて熱を計ったら、やっぱり微熱がでていた。こういうことは、点滴後時々経験しており、体調が悪くなることを警戒して、点滴日を、ハワイ出発前日から、金曜日に変更した。

白血球を増やす注射、解熱剤、サプリ、を取って、明日は元気を取り戻せることをひたすら祈り、夜を明かした。

翌日土曜日、依然微熱は続き、何もやる気がしない。

「ハワイダメかな?」と、ついつい呟やいてしまうその横で「一日づつだよ。十分休みなさい。」と、ジョージが言う。

聖書を開いて、詩篇を読んだ。

「どうか、私の祈りをお聞きください。私のうめきに目をとめてください。
私の王、私の神よ、私の助けを求める叫びに耳を傾けてください。
他の誰でもない、貴方だけに私は祈っています。
主よ、朝毎に私の声をお聞きください。
毎朝、私は貴方に願いを託し、それが聞かれることを待ち望んでいます。。。。」(詩編5)

命を狙われて、洞穴から洞穴へと逃亡し、必死に助けを求めていた(後にイスラエルを統一する)ダビデの言葉が心に響き、同じような気持ちで祈った。

そして、母の日の今日、熱が下がった!

別荘をお借りする友人からは、車のキーを受け取り、子供達からは、「お母さん、ハワイで会おうね!」と、母の日のカードが届いた。ジョージは、スーツケースを出して荷造りを始めてる。

出発まで後4日。明日はさらに元気になることを期待しつつ、辛抱強く、祈りが聞かれるのを待つ。

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