April, 2016

退院できた!

今週末はずっと病院だと思っていたのに、思いもかけず、金曜日の今朝、退院の許可が出た。

熱が下がったから帰って良いと!

で、抗生物質を2種出してもらって午後2時頃帰宅。

まず、友人が届けてくれたお昼を食べ、キッチンの床を履き、ジョージがたたんでおいてくれた洗濯物をしまい、メールに返事を出して、3日ぶりのシャワーを浴びた。(病院では、体力がないからとシャワーは許可がでなかった。)

そこまではよかったのだけど、シャワーから出たら再びふらふら。咳も話ができないくらいひどくて、やっぱり、まだ肺炎は完治してないんだと自覚。

ジョージに甘えて、またソファーに横になった。

退院時、肺炎が完全に治るまでアフィ二トールも点滴もお休みするようにと指導があったので、「完治したかどうかどやって知るのですか?」と質問すると、休暇に入った主治医が戻ってくる11日まで「中止してください。」との返事。

それだと2週間お休みすることになり、ちょっと不安なんだけれどと、再び質問すると、結局1週間様子をみて自己判断しろと言われてしまった。

咳はなかなか抜けないらしいけど、これだけ咳があると、一週間で治ったと思えるだろうかとちょっと不安。

また、来週は4ヶ月ぶりのCTの予定だけど、この状態だと、肺炎と癌と区別がつくんだろうかと、これも疑問になり、質問。 すると、案の定、CTは3〜4週間延期した方が良いでしょうとの返事。

我が家はやはり病院より良いけれど、家に戻るとついつい動いてしまう。

退院の速いアメリカなんだから、治療はまだ始まったばかりと思わなきゃいけない。

こちらも自己判断、自己管理がのしかかってきて、なんだか私、ちゃんとできるかなあ?? 不安。。。

パーキンソンのジョージに何もかも任せてしまうのは辛いけど、一日も早い回復を目指してダラダラ生活を心がけなきゃ!

続く親切

退院から三日が経った。

山のように積み上がった汚れた食器、洗濯カゴから溢れてる洗濯物、テーブルの上に所狭しと散らばった郵便物。。などなど。
これらを無視してじっとしているのはとても難しい。でも、今の私はコンピューターの前に30分座っているだけだって、まるで何時間ものマラソンでもした後のようにクタクタになってしまう。

それを知ってか知らずか、聖書クラスの人たちが、後から後から訪れて、お使いに行ってくれたり、食事を差し入れしてくれたり、洗車、水撒き、外灯の取り換えまでしてくれている。
お見舞いのメールやカードも今だに届き、まるで、トーランス中の人たちが私のために祈っていてくれてるような気分さえしてくる。

一体何が起きてるんだ? どうしてみんなこんなに親切なんだろう?
ある人は「あなたとご主人の人徳」と言うかもしれないけれど、それだけじゃ説明がつかない。

これは、神様の愛に違いない。身に値しない愛のことを聖書は、”Grace=恵み”と呼ぶ。私が経験しているのは、驚くべき神の恵!

肺炎の猛威を始めて思い知らされている私だけれど、私に与えられた神の恵/愛はその猛威をも遥かに超える。

言葉を失い、涙が頬をつたって流れてくる。

天のお父様、
私にこんなにも素晴らしい人たちを送ってくださり、愛してくださって本当にありがとう!あなたはどんな時も永遠に素晴らしいお方です!

Ice Sunday

ジョージが作ってくれたアイスサンデー。 パーキンソンで、動作が日ごと鈍く、遅くなってきた彼だけど、それでも、私の面倒を一生懸命見てくれる。彼も神様が下さった恵。

 

 

2週間ぶりのアフィニトール

血液検査のために、病院の階段を3階まで登った。2階ぐらいから、足が重くなって、3階までたどり着いた時は息が切れてハーハー。

ピアノのお稽古で生徒と歌を歌った。4小節のフレーズが続かなくて、またも息切れ。咳もゴホゴホ。

皆から「無理しちゃダメ。」「充分に休まないと、ぶり返したら大変よ。」等と言われて、活動量は依然最低限。

肺炎治ってるかなあ?と疑いながらも、血液検査の結果は良だったので、今夜から2週間お休みしたアフィニトールを再開始。

明日は点滴も受ける。

一月したら、息子たちも一緒にハワイに行くことになっている。

1年ほど前から「ハワイの家に泊まってリラックスして欲しい。」と誘ってくださっていた聖書クラス友人の別荘を1週間お借りすることにし、航空券もすでに買った。

別荘の前にはプライベートビーチがあって、大きな海亀を見ることができると言われ、何十年ぶりかのスノーケリングを夢見ているのだけれど、こんなに簡単に息が切れてたら、とてもじゃないけれど、水中に顔さえつけられるかどうかもわからない。

だいたい、結婚記念旅行を断念した直後では、ハワイまで行けるかどうかも半信半疑。

でも、皆楽しみにしてるから、最初で最後のハワイだろうから、ぜひ元気になって行きたい。

まずは明日の点滴を無事終え、副作用を乗り切ることが目標。

全てが神様の御心のままになりますように!

神は一緒だった

2週間ぶりの点滴を受けた夜、聖書クラスの人達と映画を見に行った。
映画のタイトルは、”God Is Not Dead( 神は死んでいない)”。
昨年ヒットした同題名の2作目。

クリスチャンである高校歴史教師が、授業中、「ガンジーの非暴力運動思想はイエスの影響を受けているのか?」という生徒からの質問に、聖句を引用して答えたことから、政教分離の教育方針に反したと訴えられ裁判所で抗争が始まる。昨今加速するアメリカのキリスト教追い出しがテーマ。

主人公の教師が、マスコミに揉まれ、父兄からは激しい非難を受け、同僚からも白い目でみられ、一人孤立しながらキャリアも経済的蓄えも、全てを失う危機に瀕している時、クリスチャンの生徒たちが突然夜に教師を訪ね、家の前でキャンドルを掲げながら賛美歌を歌い、教師を励ますシーンがあった。

そこから物語は好転間していくのだけれど、このシーンで、胸に熱いものを感じたのは、肺炎で寝込んでいた時、自分が経験した大勢の人達の親切とダブルものがあったから。

毎日続いた親切をブログにした時、ジョージの従姉妹が、「あなたが経験しているのはイエスの体なのよ。」と、教えてくれたけれど、「そうなんだ!」と、謎が解けたような気がした。

聖書は教会のことを、イエスによって結ばれるクリスチャンのことを、イエスを頭とするイエスの体だと教える。体の一部が苦しんでいたら、苦しみを、喜んでいたら、喜びを共に分かち合う。互いに助け合うことを教えている。

ただ説教を聞いたり、賛美歌を歌ったりするだけじゃなく、教会が、イエスを軸に共に行動する時、凄いパワーが生まれるんだと、それがこの感動シーンであり、私の経験してきたことなんだと思った。

神は居られる。
弱っている時、涙が止まらない時、希望を見失った時も、そばに来て励ましてくださる神が居られる。

肺炎というもう一つの試練に襲われている時、神は私と一緒におられた。

神様はいつだって素晴らしい!

夫も肺炎で再び入院

私が退院した頃から喘息持ちのジョージの咳が酷くなり、やっと金曜日に重い腰を上げて病院へ行ったら、なんということか、彼も肺炎にかかっていると言われて帰ってきた。

今日の日曜日は月に一度の説教をさせて頂く日で、午後には、この日のために、1時間半のドライブをしてわざわざ礼拝に来てくれる義母の83の誕生日を息子たちも一緒に祝う予定になっており、「変更できない。」と、抗生物質を取りながら益々忙しく準備をする彼を横目で見て、今度は私がサポートする番と、がんばった。そしたら、夜になって、また体調が崩れ、ソファーから起き上がれなくなった。

ゴホゴホと咳をし、腫れ上がって赤くなった目をしながら、「何か僕にできることある?」と言ってくる彼をみて、このまま夜を明かして彼に心配かけるより、緊急病棟へ行った方がよいと、入院準備をして夜の9時半頃、病院へ出かけた。

レントゲンの結果、肺炎は治っていることが分かったので、一旦は帰宅と言う言葉もでたのだけれど、頭痛も悪寒も喉の痛みもあり、結局翌日の土曜日午後まで入院させてもらった。

帰宅後、それでも今朝まで力がでず、ジョージも顔色が悪くて、ベストのコンディションからはほど遠いものだったけれど、無事予定通り全てをこなすことができて感謝。

誕生日のお昼を済ませた頃からは、私の体調はすっかり良くなり、ジョージも改善している模様。

今年はこれで3度入院したことになるけれど、新築されたばかりの病棟の個室はホテルのように静かで綺麗で、看護は厚く迅速、ベットも快適なら食事もおいしくて、ジョージに負担をかけることもなく、汚れた食器を心配する必要もなく、安心して静養できた。

良い経験をした後では、カイザー病院は、私にとっては第二の我が家だな、とさえ思えてくる。

ありがたいことだ。

また肺炎

先週土曜日に退院して、日曜日の午後と、月曜日は調子が上向きであるように思えたのに、火曜日頃からまた力がでなくて、焦りを感じていたら、木曜日になって再度発熱。

病院に電話したところ、口径抗ガン剤のアフィ二トールは続けて取るようにと言うので、その通りにしたら、熱は下がる代わりに上昇し、39度を突破。

金曜日今朝病院から電話があって、レントゲンを撮るようにと言われ、結果、また別のところに肺炎が起きていると言われてしまった。

もう、どうしてこういつまでもしつこいんだろう!

ハワイ旅行は刻々と近づいているのに、抗ガン剤再開始が早すぎたんだろうか?

それにしても、昨夜電話で指示を求めた看護士、薬剤師はなぜアフィ二トールを継続しろといったんだろう?
再び肺炎ということであれば、前回のように抗ガン剤治療はまたしばらく中止。
これもイライラ。

そして、レントゲンに写った陰は、本当に肺炎なんだろうか?まさか癌が成長しているんじゃないよね。

5/2のCTはまた延期になるんだろうか?

あー、ハワイ行けるか?

いくつもの疑問が渦巻いて、いつまでたってもはっきりしない体調に、焦る、焦る!

肺炎じゃない?

木曜日から出始めた熱は3日経った今日になっても下がらない。(解熱剤で一旦は下がるけどまたすぐ上がってくる。)

それでまた病院に行った。すると、今日の医師は、昨日のレントゲン結果の記述には、肺炎という言葉は使われていないと言う。でも、新たな陰は捕らえられているから、ウイルス感染にかかったか、それとも何か別物が原因だろうと。

血液検査を受け、結果だけメールで受け取った。どの数字も正常範囲内。

ってことは、感染ではないということ?

それじゃあ、癌が成長したせい?

そう思って検索したら、私のように癌が肺にある場合、肺炎を頻発することがあるとあった。熱、咳、極端な疲労感、胸の痛みなども特徴の一部だとあったけれど、これは全てこの一月経験していること。

肺炎再発と言われて、抗ガン剤治療を早まったかと後悔したけれど、全てが癌のせいだとしたら、癌がレントゲンに映るほど大きくなったからだとしたら、遺伝子テストで適していると言われて3ヶ月使ったアフィ二トールは失敗に終わったことになる。

一人であれこれ想像するより、医師の見解を聞くべき。でも、今日はもう夜だし明日は日曜日だから、月曜日にならないと、誰からも返事はこないだろう。

明日は熱が出ないと善いんだけれど。

血液検査、医師の見解

土曜日の夜11時頃、電話がなった。カイザー病院から、血液検査の結果についての電話だった。
昼間、血液検査を要請した医師からバトンタッチして電話をしているとおっしゃった。

血液検査の数値については、すでにメールで受け取っていたけれど、全て正常範囲内だったことを再確認。それから、今回の熱が、肺炎なのか、ウイルス感染なのか、それとも癌のせいなのか尋ねた。

昼間の医師は先週末入院した時、白血球の値が異常に高かったので、感染を心配したのだとおっしゃる。でもあの時は、点滴で減少する白血球を守るためニューポジンと言う注射をしていた。注射をすると白血球の値は一時異常に上昇する。入院してた時の医師にはそのことを伝えたけれど、昼間の医師はそれでも血液検査の結果を見るまで安心できなかったのかもしれない。

ともかく、電話をかけてきた医師はたとえ血液検査の結果が正常値であっても、肺炎の可能性、感染の可能性は依然あるので、抗生物質を続けるようにとおっしゃった。癌の可能性について尋ねると、もちろんそれもありえるけれど、一週間前のレントゲンには何もなかったところに突然直径2.7cmの癌が現れるというのは、自分にはちょっと早すぎると思う、とおっしゃってくださり、気持ちが楽になった。

医師の見解を聞くのは週明けだろうと思っていたのに、週末の遅い時間に電話をしてきてくれて、それも、癌の可能性は少ないと聞くことができて、感謝、感謝!

治療はさらに2週間中止

坊主頭に白い毛が生えてきちゃった。それだけ抗ガン剤お休みしてるってこと。

今朝腫瘍科医の看護婦から電話があって、抗ガン剤は経口薬のアフィ二トールも含めてもう二週間お休みと告げられた。そうなると、今月受けた点滴は一回だけで、アフィ二トールは2週間ほどしかとらなかったことになる。言い換えると、今月私が受けた治療はわずか25%だけ。癌は小躍りしてるに違いない。

5ヶ月ぶりのCTスキャンは来週の予定だけれど、本当に予定通りか、また延期になるのかは、木曜日の腫瘍科医との定期検診ではっきりする。

普段は3ヶ月毎、6年も続けてきたスキャンからの被ばく量を憂い、もっと間隔が開いたら良いのにと思うのに、実際そうなったら、それも、治療をベタベタお休みしてしまった後では、開けたらとんでもない結果になってるかもしれないと、怖くなる。

4日続いた熱はやっと下がったけれど、咳がまだ酷くて、ハワイ行きは依然暗闇の中。

ハワイにもカイザー病院があると聞き、調べてみたけど、思った通り、ホノルル市があるOahu島のみで、宿泊先のマウイ島にはない。

やっぱり行けないのかな?と不安を口にすると、ジョージが「今日は昨日より調子が良いじゃないか。1日づつだよ。まだ結論を出すのは早い。」と言ってくれた。そう言われると、そうだな、と思えてきて感謝。

目の前にそびえる山が大きくて圧倒される時は、先のことまで考えずに一日づつ、一歩づつ!

「心を尽くして主に拠り頼め。自分の悟りにたよるな。」–(箴言3-5)

聖句を心に刻む。

アフィニトール打ち切り

「もうアフィニトール(口径抗がん剤)はなしにしましょう。」

そう医師に言われて耳を疑った。

「アフィニトール始めてからトラブルばかり続いてるじゃないですか。トラブルが起きてその都度治療を中断していてはネガティブな影響の方が大きいでしょう。服用量も規定の半分だけだし。。」

確かに先生がおっしゃる通り、アフィニトールをアブラキサン+ハーセプチンに加えた今回の治療は、6年間の闘病の中でも、確かに副作用がきつい。実のところ、ハワイ行きに影響が出ないよう、このままハワイから帰宅するまでアフィニトールを中止しても良いか質問するつもりだった。

でも、打ち切りは考えていなかった。現在の3種の抗がん剤コンボは、スレイマン先生の研究では20ヶ月ほどの効果(普通の抗がん剤は3−6ヶ月)があるという素晴らしい結果が出ており、服用量は50%でありながらも期待して使っていた。

「アフィニトールやめちゃったら次はどうするんですか?」

そう質問する私に、それはCTの結果を見てからと医師は答えた。

そのCTだけど、来週の予定はやはり再延期で、5月末となった。今撮っても、肺炎の影響で、リンパ節も腫れ上がって、癌の状態など何もわからないとおっしゃる。

「肺炎があちらにもこちらにも影響しましたね。」

承知してます。ーーーでも、これも癌という大袋の中に含まれてきたのだから仕方がない。

嬉しかったのは、ハワイに行っても良いか尋ねたら、「良いわよ。何でいけないの?」という返事だったこと。ダメと言われたら、諦めるつもりだった。
これで、このまま、体調が逆戻りしない限り、ハワイ行きは決行となる!:ー)

医師から言われたハワイ行きのこと、アフィニトール打ち切りの事など、ジョージに伝えたら、またも、

「一歩づつだよ。『正しい判断とアドバイスをしてくださるように先生に知恵をお与えください。』と僕たちは祈った。仮にもう次の手がないとしたって、そうなった時は、(神様の)家に帰るときだ。ハワイよりはるかに良いところに帰るんじゃないか。」との返事。

そうだ、そうだ、と一つ一つ納得。

不安材料は山積みだけど、とにかく肺炎を治して、来週金曜日の点滴をパスして、無事家族旅行を決行して、そこまでが取りあたっての目標であり、祈り。

神様の導きを信じる!