空き巣後遺症

この家に住んで約20年。
隣は成人学校で夜の9時頃まで人が出入りしている。家の前の通りは大きな通りへの抜け道になっており、結構交通量があって、絶えず人目がある。
ペパー(ビーグル犬)がいたこともあって、裏庭に通じる大きなガラス戸は1日開いていて、夏には窓という窓は昼も夜も、外出時も全て開けっ放し。時にガレージのドアを閉め忘れたり、玄関の鍵をかけ忘れたりしたこともしょっちゅうだった。それでも何事も起きずに過ごしてきた。
でもペパーもいなくなってもう3年。今回の出来事は、「ここは安全」と高をくくり、無防備でいたことを反省させられ、もっと防犯に気をつけなきゃいけないと言う痛い教訓となった。

犯人は、私の車のスペアーキーは落としていったけど、ジョージの車のスペアーキーは持って行ったことがわかり、車を盗みにまた戻ってくるかもしれないと、ジョージは深夜になっても(パチンコ玉のようなものを銃弾がわりに使う)ビービーガンとナイフをそばに置いて、興奮気味。
私も、警察から翌朝に写真や指紋を取るから何も触らないようにと言われ、また荒らされた部屋は不気味でとてもベットで寝る気になれず、ソファーに枕を移動して、寝たのは早朝の3時をとおに回ってからだった。

朝になると、黒ズボンに黒ジャンパーを着た女性警察官が予定通り写真と指紋採集にやってきた。
犯人は、どこの窓から入ろうかと、あちこち試したようで、踏み台に使ったBBQの蓋の上から鮮明な靴の裏の模様が、正面玄関の木戸からは、はっきりした指紋も取れたと言っていた。

白い粉を振って刷毛でその後落としながら指紋採集する姿がジョージの本のタイトル”Dusting for God”s Fingerprints”を思い起こし、ジョージは思わず、本をプレゼント。

私の部屋にあった現金と預金通帳が盗まれなかったのは、犯人が夫の仕事部屋から寝室、そして私の部屋へと入ったところで、近所の人が騒ぎ出したのに気がつき、慌てて逃げたためだったのだろうと思える。

向かいの家のビデオによると、空き巣のグループが我が家にやってきて、逃げて行くまでの時間は30分ほどだった。

夜7時半だったということもあり、隣の人が車をガレージに入れようとしていて異変に気がついてくれた。そうでなかったら、被害はもっと大きくなっていたことだろう。

それでも、個人情報であるソーシャルセキュリティー番号やら銀行口座番号などが含まれる書類を盗まれてしまったので、昨日、今日と、クレジットカード会社を筆頭に、被害通知と、口座変更等をあちこちにして回らなければならなかった。
今後の防犯のために、壊れている外灯を直したり、警報器をつけることを考えたり、再び犬を飼うことを考えたり。。。
わずかな外出でも、貴重品や個人情報の入った書類類を隠せ、とジョージに言われ、どこに隠そうかと、あちこち家中を探索したり。。。

このストレスが影響してか、3時まで眠れなかったせいか、昨日は抗がん剤の副作用が出て、体がしんどく、ほぼ1日ソファーの中だった。今日は頭痛や悪寒は消えたけど、手足がいつも以上に痺れている。

空き巣の後遺症は思いの外厳しいけれど、同時にまたもたくさんの友たちが様々な援助を申し出てくれている。警察は犯人の指紋を見つけたけれど、私たち夫婦は神様の指紋を今度も見つけて、感謝は続く!

theft

賊が逃げる時、路地に落としていったもの。 ノリとか、スティッカーとかで、まるで子供の犯罪みたいに思える。

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