November, 2015

友と再会して調子は上々

日本から高校時代の友達が来ていたので、先週はあちらこちら出かけて更新ができなかった。
今年の春帰省した時、アメリカでの再会の話が出たものの、がんが進行していて、薬もなくなって来たと言われ、果たして実現するだろうかと自信がなかったけれど、体調も良く、いっぱい歩けて、足のしびれさえも忘れているほどだった。楽しい再会を実現できて本当に感謝。
友人たちと名残を惜しんで空港で別れた後は、骨シンチを取りに病院へ。
肝臓酵素の一つALPの値が夏から上昇を続け、医師が骨転移を疑ってオーダーが出た。
結果が出るのはまた一週間ぐらい先になるのだろうけれど、痛いところはないし、友と楽しい時間を過ごしたせいか、大丈夫だろうと、今は楽観視している。
そして、骨シンチの翌日の今日は、ハーセプチンの点滴を受けに行ってきた。これで、アブラキサンとハーセプチンの第二クールを終了したことになる。
医師からガンのせいではないかと言われていた、止まらなかった咳も、薬の量を1日3回のところ、1回しか取っていないことに気がつき、量を変えたら、止まってきた。:ー)
アブラキサンを始める前、胸に感じていた痛みもなくなって、これは薬が効いているのかもしれないと、こちらも楽観的になっている。
明日は、新しいカツラも届きそう。楽しみ!

骨シンチ結果はシロ

日曜日に撮った骨シンチの結果を知らせるメールが届いた。
negative(ガンの所見なし)という言葉を見つけてまず一安心。
でも、腰と頭蓋骨に変化が見られたので、おそらく関節炎だろうと思われるけれど、次の胸〜腹部CT結果に要注意とあった。頭蓋骨の変化については、脳のCTを勧められた。
胸部、腹部CTは12月2日の予定。CTから受ける被曝量を考えると、短期間にいくつもCTをとるのは乗り気がしない。
脳のMRIは異常なしだったので、脳のCTをとる必要が本当にあるのか、医師に質問のメールを打った。

最近、CT結果に関節炎かも?という言葉をよく見つける。今年春頃には、右手小指の関節が一回り大きくなり、これも関節炎だと言われたけれど、これは年のせいなのか、それとも抗がん剤のせいなのかと考えさせられる。

足腰に関節炎ができたら、体を動かすのが困難になるのだろうと思っているけれど、頭蓋骨に関節炎ができるとどうなるんだろう? 予防方法があるんだろうか?

抗がん剤を10年以上も続けている人がいると聞くことがあるけれど、こういう人たちは、副作用が軽いということなんだろうか? 
骨シンチの結果に感謝しながらも、ため息がやっぱり出てしまう。

もし、裏切られたら

薬を変えても変えても効かなくて、あっという間に亡くなってしまった。死の床についた癌友のそばには53年間喜びも悲しみも共に過ごし、親身に看護した白髪の旦那様がいた。
癌闘病が過酷であっても、愛するパートナーが最後まで一緒にいてくれる、それが結婚をしている者の強みだと思っていた。
でも、結婚しているからといって、全てが全てそうではないことを思い知った。

治療費が重なって、それが大きな借金となると、癌になったことを責められる人がいる。
脱毛したり、乳房がなくなったり、あるいは癌や治療のせいで夜の交わりがなくなると、浮気をされる人がいる。
癌患者の会にいって聞いた話は、癌が奪うものの大きさを思い知らすものだった。

癌に体を蝕まれ、財産をなくし、そして誠実と信じていた生涯のパートナーにも裏切られて死ぬなんて、そんな悲しい話があるだろうか、とショックを受け、なんてひどい男たち!と怒りも覚えたけれど、伴侶の立場になってみると、彼らもまた癌の犠牲者で、結局は皆弱い人間なんだとも思う。

人生の風向きが変わり、自分ではどうしようもなくなった時、現実から逃避したくなることはよくあること。
ある人にとって、それは酒であり、ドラッグであり、ギャンブルであり、あるいは、結婚外の恋愛、セックスであったりするのだろう。

手の届くところに聖書があったとしても、試練は同じようにやってくる。
私は恨みつらみを並べたてずに、相手に献身できるだろうか? 感謝の言葉を伝え続けられるだろうか?
ヒステリックにならず、相手の重荷を理解し、受け入れることができるだろうか?
間違いを犯した伴侶、心をギザギザに引き裂くほど裏切った相手を許すことができるだろうか?

神からの助けなしで、自分だけの力じゃ私には絶対何もかも無理だろう。
裏切られ、激しい屈辱を受け、死の十字架にかけられながらも「父よ。どうぞ彼らをお許しください。彼らは何をしているかわかっていないのです。」とイエスは祈った。
そんなイエスに恵みと愛を懇願し、仮に相手が最低のろくでなしで、一人死ななければならないことになったとしても、平安を見つけられたらと、そう思いを巡らし、願う。

感謝一杯の感謝祭

雨の予報を裏切って、晴天のお天気。
いつもより早起きをし、朝7時、6キロの七面鳥をオーブンに入れた。

Turkey before

オーブンに入れる寸前の七面鳥

夏には、癌が成長しているにもかかわらず、もう何をしてよいかわからないと言われ、先の見通しが何もたたなくなったのに、こうしてまた七面鳥を焼けて感謝、感謝、感謝!

Turkey after

5時間後の七面鳥

Geo

本に相手の名前と自分の名前をサインするジョージ

感謝祭に先立ち、ジョージは初出版した本のサイン会を2度も開いた。

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友達が作てくれたテーブルセンターピース。お客様に座っていただくいくつものテーブル全てにこんな素敵なお花のアレンジメントが飾られた。

アマゾンでは、本が出版されて1週間ほどで在庫がなくなるというほど出だしがよく、サイン会には大勢の人たちが集まってくださり、150冊ほどが売れた。集まってくださった方々はもちろんのこと、彼らをもてなすためにクッキーやつまみを一週間も前から準備してくださった友達、音楽の演奏をしてくださった友達と長男、そして82歳になるのに片道1時間半のドライブをして、サイン会では次男とダンスを披露し、今日は皿洗いを一挙にひきうけてくれた義母に感謝。
あれもこれも、ジョージが軸になって生まれてる喜びと、彼にも感謝。
そして、私の不安を吹き飛ばしてこんなにも嬉しい時を与えてくださる主に深く感謝。

family photo