October 22nd, 2015

医師によって変わる選択肢

「変更してよかった。」

腫瘍科医を変更して最初の外来を済まし、そう満足して病院を出た。

正確には、先の腫瘍科医が産休を取った時、過去2回彼女にはお世話になっている。その時、彼女が優れているという印象を持ち、それで、今回彼女への担当変更を希望した。

今日の外来の何よりの収穫は、彼女から新たに2つの治験を勧められたこと。

一つは、がんに遺伝的因子がある転移乳がん(全てのタイプを含む)のために開発されたTalazoparib (BMN673)という口径剤と概存の薬とを比較する第3相に入った治験

もう一つは、乳がんに限らず、各患者のがん細胞を調べ、相性の合う薬を見つける治験。こちらは第二相に入ったところだと言う。

自分の癌と相性の合う薬を見つける治験では、癌腫瘍が1.5cm以上でなければならず、私の癌は、前回のCT検査では、まだこのサイズ以下であったため、これはまだ先の選択肢となる。

もう一つの治験も、我が家には乳がんをした者がおらず、遺伝的因子があるとは思いにくいのと、治験の条件に、転移後、3剤以上の抗がん剤を経験していないこと、とあるので、すでに5剤目を使っている私は、参加資格がないじゃないかと思うのだけど、ともかく選択肢がさらに増えことは朗報。

医師はスレイマン先生が推薦した3選択肢(①治験薬MM302 ②アフィニトール&ハーセプチン ③ハラベン+ハーセプチン)も含めて、今のアブラキサンが失敗に終わった場合に備え、すべて可能性を探求、準備を始めていきましょうとおっしゃった。

先の医師は、全部を求めるのは大変だから、まず一つ選んで、とおっしゃったけれど、これは大きな違いに思える。

早速遺伝的因子があるかどうかを調べるため、診察後、唾液と血液の検査を受けた。

肝臓酵素の一つALPの値も夏から上昇を続けているため、骨転移の疑いがあると、骨スキャンのオーダーも出された。

次から次へと玉を打ち込むかのような対応が頼もしく、安心してお任せできそうと、安堵感を覚えた。

医師によって選択肢は多いに変わってくると思わずにいられない体験だった。