義父へ:聖者の行進

2日前、一人で義父を見守る母に寄り添いたいと、再び2時間離れた義父の入居先であるグループホームに出かけた。

目を見開いたまま、何も応答しない義父のそばで、義父の好きだったジャズやダンスミュージックをYoutubeでいくつも流し聞かせた。

ホスピスのチャプリン(牧師)がやってきて、義母を励まし、慰め、そして父のために祈り、「神様は喜んで貴方を迎えてくださいます。大丈夫ですから安心して休んでください。」というと、義父の呼吸が和らいだように思えた。

夜、義母のところに泊めてもらうと、義母は「夕べもソファーで寝たから、」と、私に一つだけある自分のベットを譲ってくれた。義母のやさしさに涙が出た。

そして、今朝早く、義父は神の御国へと旅立った。

「聖者の行進」という誰もが知っているジャズがあるけれど、あれは、もともと、葬儀の行進のために作られた曲なのだと言う。

”O when the saints go marching in,

When the saints go marching in,

O Lord, I want to be in that number,

When the saints go marching in.

(聖者が行進して入都するとき、あー、主よ。私もその中に数えられたい。)”

死者が神の国に迎えられ、永遠の命を受けとることを祝う曲なのだそうで、トランペット奏者Wynton Marsalis(ウィントン マルサリス)によれば、聖書、最後の書「ヨハネの黙示録」の言葉、
「神の御言葉を実行するものは幸いである。彼らは(永遠に生きることができる)命の木の実を得る権利を与えられ、(神の)都に入る門をくぐることができるから。(24章14節)」
を受けて作られたと言い、アメリカ南部、ジャズのメッカであるニューオリンズでは、今も葬儀のときに使われていると言う。

墓地に向かう迄はゆっくりと、そして、埋葬後、墓地から離れるにつれ、だんだんとリズミカルに爽快に演奏されるのだそうだ。

ダンスや音楽が大好きだった義父を送るのにピッタリのこの曲を、義父を偲びながら捧げたい。

 

two fathers

私のアメリカと日本の二人の父。今はもう一緒に楽しく乾杯してるかな〜?

5 thoughts on “義父へ:聖者の行進

  1. Kathyさん 素敵なブログありがとうございました。
    感動しました…..
    今頃きっとKathyさんのおふたりのお父様たち 乾杯していることでしょう…..

  2. いよいよ旅立たれたのですね・・・。
    しばらくは、ただただ寂しいと思います。
    元気出してくださいね。
    二人のお父様方のお写真、笑顔がとても素敵。
    お父様も、和世さんのような素敵なお嫁さんに出会えて、感謝していることと思います。
    不思議な御縁に感謝ですね。(*´∀`*)

  3. Izuさん、真紀子さん

    心に触れる、暖かい言葉をありがとうございます!二人の父のことが大好きでした。イエスを信じる二人は永遠の命を受けとった。ーーそう思うと、悲しみも癒えます。「聖者の行進」の楽しいメロディーは、葬儀がお別れではなくて、神の国に入ったことを祝う時なのだと教えてくれます。私の葬儀の時も、これでいきたいと思います。♫

  4. kazuyoさん
    今日はとてもおいしくて楽しい時間を過ごすことが出来て有難うございました。
    義理のお父様が亡くなったばかりなのに、にこにこと笑顔でもてなしてくださる貴女のお姿に感動しました。
    ひさしぶりに、ブログ読ませていただいて、なんだか涙がでそうです。
    年ばかりとって何のとりえもない私ですが、これからも宜しくお願いします。
                                                  晴代

  5. ブログを読んでくださってありがとうございます。私が笑顔でいれるのは、私が強いのではなくて、掴まっているイエス様がいつも私に勇気と希望をくださるからです。私たちは弱くても、イエス様と一緒なら、平安でいられます!本当にありがたいことです。

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