義父との別れ

ホスピスケアを受けていた87歳の義父が2−3日前から食事を受け付けなくなったと義母から連絡があり、ジョージの「これが最後」という判断に、サンフランシスコから飛んできた次男夫婦も一緒に家族揃って義父にお別れを告げにでかけた。

今月の始め、肺炎で緊急入院をし、「延命処置はしないで欲しい。」という本人の前々からの意志により、一旦は覚悟を決めたのだけど、母の日の2日前の金曜日、ジョージ、長男と一緒に義父を見舞うと、ベットに寝ながらも、笑顔で迎えてくれ、会話もできた。ペースト状のベビーフードを義母にスプーンで口に運んでもらいながら、食欲さえもあるように見えた。
別れ際に、私の頬にキスもしてくれた。

これならまだ当分は大丈夫と喜んだのに、やはり義父の体は、終息を迎えようとしていたようだ。

前回会った時よりさらに一回り小さくなった、目を開けることがない義父の手を握り、「皆で来ました。神様が一緒ですからね。何も心配しなくてもいいですよ。」と話かけると、口を動かして、何か言っているようだったけれど、誰も読み取れない。

Dancing w:Pa

2010年10月メーガンの結婚式披露宴で

義父は、ダンスが大好きで、元気なときは、よく一緒に踊ってもらった。 私が癌になる前の年、脳溢血で倒れ、下半身不随、言語障害も起きて、話もできなくなったのに、奇跡的に回復し、私が癌と診断された年の秋、義姪の結婚式に出席したときには、なんと、再び一緒にダンスをすることができた。

介護老人ホームに入り、再び車椅子となった後も、ダンスの機会があると、車椅子に座ったまま、同じように車椅子に座ったおばあさんたちの手をとって、曲にあわせて右に左にと降り、楽しんでいた姿は、私の目にとても愛しい思い出として残っている。

「Pa(義父のこと)、次に会ったら、また一緒に踊ってくださいね。」と、それが私から義父への最後の挨拶。

ジョージが「今迄本当にいろいろありがとう。」とお礼を言い、最後義母も含め、皆で手を握り、義父を囲んで、神様が義父を心暖かく迎えてくださることを祈った。

21年間、ずっとやさしくしてくれた義父がいなくなってしまうかと思うと悲しい。

でも、これは新しい命への旅立ち。また会える。

イエス様が十字架にかかって死を打ち破ってくださったから、また会える。

神様、義父を私たちの人生に与えてくださって、本当にありがとう!

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