頑張ってください!

「人は負けるのが悔しいの。」

と、空港でお友達になった、ギャンブルの町、ラスベガスで、かつて、トランプのカードを配るディーラーをしていた方がおっしゃった。

「負けるのが悔しいからお酒を飲むでしょ。そして絡んでくるのよ。」

なるほど。

聖書は人を羨ましがることは罪だと言うけれど、だからなんだ、と思った。

自分の手の届かないものを掴んだ人、自分より幸せそうに見える人、優れているように見える人を、私たちは羨ましいと思い、それが高じると、苦々しく思い、そして、蹴落としたくなる。

旧約聖書、創世記に書かれた人類最初の殺人は、アダムとイブの最初の息子ケインが弟のアベルを殺してしまったことだったけれど、これは神に好まれたアベルにケインが嫉妬したからだった。

殺人はもちろんのこと、ゴシップ、中傷、いやがらせも、嫉妬が原因の場合がかなり多いんじゃないだろうか?

アメリカから日本へ戻った友達が、アメリカで学んだボランティア精神を日本で実践しようとしたら、友達から、「あなたってそんないい子だった?」と言われ、やる気を失ったと聞いたことがある。

「出るくいは打たれる」という、これもよくある話。

でも、マザーテレサはこう言った。

「人は、往々にして不理屈、非理論的で、自己中心です。
でも、ともかく許してあげなさい。
親切なことをすると、人は、あなたのことを、自分勝手な下心があると批判するかもしれません。
でも、ともかく親切でありなさい。
あなたが成功すると、うわべだけの友人や真の敵ができるかもしれません。
でも、ともかく成功しなさい。
正直で、素直であると、人はあなたをだますかもしれません。
でも、ともかく正直で素直でありなさい。
あなたが何年もかけて築いてきたものを、誰かが一夜にして壊してしまうことがあります。
でも、ともかく築きなさい。
あなたが、平安や幸を見つけると、人は嫉妬するかもしれません。
でも、ともかく幸せでありなさい。
今日あなたが良いことをしても、往々にして、明日には忘れ去られてしまいます。
でも、ともかく良いことをしなさい。
世のためにあなたのベストを尽くしなさい。
それは決して十分ではないかもしれない。
でも、ともかく、あなたの持てる最善のものを世に与えなさい。
お分かりですか?
結局のところ、これはあなたと神の間のことなのです。
決してあなたと他の誰かのことではないのです。

–「マザーテレサの信条」より

(訳:和世)

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