誤解されやすい癌の事実

少し前になるけれど、がん患者は意外と自分の癌のことをわかっていないという調査結果が出たというニュースを読んだ。

普通、自分が癌だと言われる迄は、癌は恐ろしい病気ということ以外、詳しいことは知らない訳で、癌と言われて、慌てて勉強することになる。

癌は完治が困難ながら、情報だけは溢れるほどにあるから、正しく把握していないと、不必要な不安や心配をすることになったり、或は判断を間違えて、治療に影響を与えたりしかねない。

以下、誤解されやすい癌の事実を病院や研究所、支援団体のサイトから集めてみた。

1. 健康な細胞は一定の周期をもって誕生から死というサイクルを繰り返しているのに対し、ガン細胞はいつまでも死なないで、どこまでも増え続ける。

健康な細胞は互いに化学的シグナル(メッセージ)を発信し、そのシグナルを受けて細胞分裂したり、死んだりするが、この秩序に従わず、自分勝手なシグナルを発して生まれるのがガン細胞。

(先週から元国務長官で次期大統領有力候補のヒラリークリントンが法を破ってプライベートのEメールを使い、国家機密情報を国務長官退職後も私有していたという大スキャンダルが持ち上がっているけれど、人の社会も自然世界も、秩序に従わないで身勝手に生きることは、大混乱につながる憂事ということなのだと思う。)

2.  免疫組織は、外部から進入して来たバクテリアやウイルスを認識、攻撃することができる。でも免疫力の強さに関係なく、免疫組織は正常な細胞が変異してできる癌を認識することができない。

(期待されるワクチンは、免疫組織の一部を体からとりだし、癌を認識できるように教えて、再び体内にもどし、強化された免疫組織を作って癌をやっつけるという仕組み)

3.  癌は試験管の中ではアルカリ性環境に弱いけれど、血液中のPHは一定に保たれるようがっちりと仕組まれていて、食べものによってこのPHがアルカリ性になったり酸性になったりすることはなく、アルカリ性の水を飲んだり、食事をしたりしても癌を予防したり、治療したりすることはできない。

4.  癌が最初に発生した場所をもって、癌の名前がつき、この癌が、血液やリンパ液に乗って他の臓器や組織に移っていくことを転移と呼ぶ。

例えば、最初に癌が発生した場所が乳腺なら、これが脳にとんでも、肺にとんでも、乳ガンで、脳癌とか肺癌とか呼ばない。

5. 毛細血管やリンパ液の中に癌細胞が流れこんでも、ほとんどのガン細胞は生き残らない。流されるガン細胞が毛細血管のある場所に止まり、毛細血管の壁を通り抜けて、他臓器の組織の中に入った場合、そしてさらにそこが増殖に適していて、栄養が得られる場合、ガン細胞が新たな腫瘍(転移)を形成していく。

(ということは、癌細胞が生まれて腫瘍ができるまで、転移するまでには時間がかかるということなんだ。)

6.  リンパ組織はフィルターの働きをし、ガン細胞や、異常細胞を食い止めたり、感染と戦ったりする。

リンパ液に癌細胞が流れこんだ場合、ガン細胞はリンパ腺に運ばれる。ガン細胞はそこで消滅する場合もあるが、生き残って腫瘍を形成するとリンパ節転移と呼ばれる。

7.  癌のグレードは癌がどれほど進行しているかではなく、細胞がどれほど異常(aggressive)かどうかを現す。グレードが高いほど癌の成長が速く、転移しやすい。

8. 癌のステージは、癌がどれだけ大きく成長しているか、進行しているかを示す。

ステージ0:上皮内癌又は非浸潤癌(carcinoma in situ)と呼ばれ、異常な細胞グループがある状態。

これらの異常細胞は癌になる可能性はあるものの、癌腫瘍を形成する以前の状態なので、癌と呼ぶにはふさわしくないとする医師が多くいる。

転移の恐れがないので、抗がん剤も放射線療法も必要なく、手術のみで完治可能。

ステージ1:癌腫瘍は小さく、原発臓器内に止まっている。

ステージ2:癌腫瘍はステージ1より大きい。近くのリンパに転移している場合を含む時もある。

ステージ3:癌腫瘍が大きく、近くのリンパに転移がある。

ステージ4:他臓器に転移がある。必ずしも末期(死が近い)という意味ではない。ステージ4であっても寛解した人、10年以上も延命している患者は少なからずいる。

9.  手術や放射線療法は体の一カ所のみに集中した局所治療(local treatment)であるが、癌転移の可能性がある場合、局所治療では充分でなく、全身を対象とした治療(systematic treatment)が必要。血液を通り、体全体に行き渡る抗がん剤、ホルモン療法等がこれに相当する。

10. Mayo Clinicのウェッブサイトによると、糖はタンパク質と同等に癌細胞のみならず、正常な細胞が成長するのに必要なエネルギー源。

糖分をとったからと言って癌の成長が速まることはなく、逆に砂糖を控えても、癌の成長を阻止することはできない。

但し、糖分の取り過ぎは体重増加や糖尿病を招く可能性があり、これらは癌を引き起こすリスクとなる。

11.  電子レンジを使っても癌にはならないが、電子レンジ用でないプラスティックやラップは癌誘発物が溶け出す恐れがあるので避ける。

  • 栄養素がたくさん含まれている野菜やくだものも、加熱(煮る、焼く、揚げる、蒸す等))によりそれらを失う。電子レンジを料理に使う場合は、少量の水を加えると、逃す栄養分を最小に抑えることができる。

そして最後に、余命宣告を受けても、この世の命が終わりに近づいても、そこで希望はなくならない。

天地を創造された神は、私たちが永遠の命を得られるよう、イエスをこの世に送ってくださった。

イエスが私たちの罪の代価を十字架上の死を持って払ってくださったから、そして3日後に死を打ち破り復活されたから、それを信じる者は死んでも永遠に生きることができる。

神様はいつだって素晴らしい!

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