始めから転移癌だったんだ

腫瘍科の定期検診に行って、パクリを止め、代わりにゼローダを使うことを決めてきた。

普通癌が進行したという時はサイズが50%以上大きくなった場合のことなので、9ミリが11ミリになったぐらいでは、薬の変更はしない。でも、副作用を心配してドクタースレイマンが薬変更を推薦したから、と主治医は薬変更を認める理由を説明した。

サイズが大きくなったとあった肺の小瘤は以前から観察されていたもの、と報告書にあった。
どれくらい前からあったのか、過去の記録を調べてみたら、胸骨付近のリンパに転移が判明した2012年5月のCT結果に7ミリから9ミリになったという小瘤の記述をみつけた。これが今回11ミリになった。
でも、腫瘍科医によると、癌告知を受けた2010年5月、まだ治療を始める以前に撮った最初のCTに、この7ミリの小瘤はすでに捕らえられていたと言う。
ずっと成長しないでいた、或いは成長がゆっくりだったので癌と特定されないでいたということらしい。
癌の告知を受けた時は、1ー4期のうちの2期bと診断されたけど、実のところはすでに肺転移があったということになる。

なんか、ショック。

癌が消えたと思っていた2年間は、癌のサイズがただ大きくならずにいたというだけのことだったんだ。

正常な細胞は、細胞分裂して生まれると、一定の時期を経過して死んでいくのに、死なないでどこまでも増え続けるのが癌細胞と聞いている。5年近い過酷な治療にもかかわらず、絶えることなく、小さくなってもまた勢いをつけて戻ってくる癌の脅威を改めて感じた。

2 thoughts on “始めから転移癌だったんだ

  1. 早くガンを撲滅したい・・。いずれ人間は死ぬけれど、自分の意思とは無関係に連れて行かれるのは、正直言って悔しい。
    年をとって、体を動かせなくなって、覚悟が出来た時、その時ならば・・と勝手に思ってしまいます。

  2. そうですね。その気持ちすごくよくわかります。でも、この癌+死=無念という等式に創造主である神を加えたら、答えは変わってくると信じます。ちょうどお腹の中にいる子が、生まれる時がきても、外を知らず、狭い産道を通る恐怖に嫌だ!とお腹の中でふんばるみたいな、神や、神の御国を知らない私たちは、そんな胎児に似てるんじゃないかと思えます。
    後に残された者の悲しみも、身を引き裂くように深いものですが、亡くなった愛する人がどこにいるかを知り得たら、愛する神様が自分のそばにいてくださって、一人ではないと知り得たら、これも大きな慰めと励みになると信じます。 苦しみの向こうに大きな喜びが待っている。その希望から目を離してはならないと自分に言い聞かせています。

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