夫の解雇

3月末日でジョージが7年続けてきた副牧師職から解雇されることがほぼ決定した。
1年数ヶ月前、新しいシニア牧師が就任し、教会の環境が変わると、その可能性があることを私たち夫婦は何度も話してきた。
神様が状況を変えてくださること、或は新しいドアを開いてくださることをずっと祈ってきたけど、状況は悪くなるばかりで、解雇が確実になってきたということは、今の教会を離れなさいというのが、神様の答えなのだろうと思っている。

解雇されたら次の仕事を探さなければならないけれど、私は4期の癌で、ジョージはパーキンソン病。その上、声帯が麻痺して声がでない。こんな60にもなった者をいったい誰が雇ってくれるのだろうか?
今退職できるような貯蓄はないし、だいたい健康保険を失ったら癌の治療はどうするの?
健康問題だけだって明日はどうなるかわからないのに、その上に経済問題まで重なって、おい、おい、こんなのあり?

私の最初のリアクションは不安と狼狽の一色だった。

そんな私に、ジョージは何度も言った。

「今こそしっかり神様にくっついていなきゃいけないよ。」
「神様が小さいと問題は大きくなる。でも大きな神様がいれば、問題は小さくなる。」

彼の助言に従って、祈り、瞑想し、聖書の言葉に耳を傾けた。
そして思った。
ジョージは全て神の目に正しいことをしてきた。
彼のギフトが小さな箱の中に押し込められ、フタをされて、人の目に触れなくなり、彼のメッセージは礼拝に来る人たちに届かなくなっても、じっと耐え、静かに病気の人を見舞い、愛する人を失った家族を慰め、不満や不安に悩む人たちに耳を傾け、そして小さなクラスで聖書を教え続けた。

それから、次の聖句が心に響いた。

「親愛なる友よ。貴方が通っている燃え盛る試練を、思いがけないことが起こったかのように驚いてはなりません。
むしろ多いに喜びなさい。
その試練は、苦しみを通して貴方をキリストのパートナーへと近づけているのですから。
。。。
神様を喜ばすために苦しみを受けているのであれば、その正しいことを続けなさい。
そして、貴方を創造された神様は、決して間違いは起こさないのですから、貴方の人生を安心して任せなさい。(ペテロ第一の手紙4:13−19)」

ジョージはキリストを喜ばす為に苦難にあっている。
この試練を通してキリストに近づいているのならば、これは栄光に値すること。
何も恐れる必要はない!

今日読んだマタイ5章の至福の教えにも励まされた。

「貧しく神を必要としていることを認める者(心から神を求める者)は幸いです。天の御国はその人のものだからです。
悲しむ者は幸いです。その人は慰められるからです。
謙虚な者は幸いです。その人は地を相続するからです。(たとえ小さな神様からの贈り物も感謝して受けとるからです。)
あわれみ深い者は幸いです。その人はあわれみを受けるからです。
心のきよい者(神から目を離さず、心から受け入れる者)は幸いです。その人は神を見るからです。。。。」

たとえ貧しくなったとしても、災いが続くとしても、このイエスが「幸いだ」と言った者の中に私たち夫婦も含まれると知ると、元気がでてきた。
神様が一緒におられるから、私たちはきっと大丈夫だ。
神様がどんな計画を私たちに用意されているか、楽しみに待つ事にしよう!

2 thoughts on “夫の解雇

  1. ご無沙汰しています。
    短い間でしたが、私はGeorgeのBible Classを通じて、英語や聖書のことだけでなく、アメリカの文化、人としての考え方、生き方等、様々なことを教えていただきました。
    最も尊敬と信頼足る牧師様だと思っています。
    人として大好きですし、お二人の生活を陰ながらいつも応援しています。

    私が今まで出会った中で、最も人を導くのに適した人だと思っています。
    あの美しい教会を辞められてしまうのはとても残念ですが、きっと多くの方がGeorgeを必要としていらっしゃるはず・・・安心して活躍できる次の場所へと神様が導いてくださる準備をなさっているのですね。
    どうか、いい巡り合いがありますように・・・祈っています。

  2. Erikoさん

    暖かい励ましの言葉をありがとうございました。

    「私はあなたたちのためにたてた計画を知っている。ーそう神はおっしゃった。ーーそれは災いではなくて、平安を与える計画であり、あなたがたに将来と希望を与えるためのものだ。 (エレミヤ書29:11)」

    主を信頼して前進あるのみです!

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