「また会おうね」

「もう食べることも飲む事もしなくなった。」

末期乳ガン癌友の家族からそう聞いて、彼女のこの世での時間が終わりに近づいていることを悟った。
亡くなる前に、もう一度会いたい。そう思い、彼女のお姉さんたち、息子さんや姪たちも集まっていた彼女の家を訪れた。

「さっき、ジョージも来てくれたのよ。」と言って、私のこともうれしそうに招き入れてくださった。

3日前、ESL聖書クラスの後、クラスでカードに写し取った次の聖句を届けた。

「神様はおっしゃいました。『私は決してあなたを離れず、あなたを捨てない。』と。だから、わたしたちは確信に満ちてこう言います。『主は私の助け手です。私は恐れません。。。』(ヘブル人への手紙 13:5−6)」

そのカードを癌友のベットの上に置いて、毎日彼女のために朗読し、今朝も読んだのだとお姉さんが言ってくださった。

シーツにくるまって寝息をたてている彼女のそばに行き、彼女の肩に手を置いて話しかけた。

「神様はずっとあなたと一緒だった。これからもずっと一緒だよ。それが感じられますように。神様のところに行ったら、もう病気になることも、死ぬ事もない新しい体をいただけるのよ。そして、目を開けたらまた皆一緒だからね!また会おうね。大好きだよ。」

家族がコーヒーを入れてくれたんで、その後居間に座って話込んだ。

「この一番大変な時に家族が寄り添えることはなんて素晴らしいことでしょう。彼女はきっと心から感謝しているだろうし、神様もきっと満足しておられることでしょう。」

「死はお産のようなもの。苦しいところを通らなきゃならないけど、そこを通ったらこの世よりもはるかに素晴らしい世界が待っている。」

「こちらでは時間があるから、再会するまで寂しい思いをしなきゃならないけど、あちらでは時間はないから、目が覚めたら皆一緒。」

「この章はまもなく終わりになる。でも、話はそこで終わらない。まだ次の章が残っている。希望と愛に溢れる最後の章は永遠に続く!」

「それが神様がくださった約束で、イエス様が十字架にかかってくださったから叶えられること。」

そう言って、家族と希望を分かち合った。

彼女の家を出て数時間後、彼女が静かに息を引き取ったと連絡を受けた。

悲しみが怒濤のように押し寄せてきたけど、彼女はもう天の父と一緒だと言い聞かせた。

そして、ジョージと一緒に、家族が続けてたくさんの慰めと励ましに支えられることを祈った。

2 thoughts on “「また会おうね」

  1. 姉を思い出しました。
    別れはやはり寂しいけれど、希望があれば自分を励ますこともできますよね。
    私も姉と会える時間を、心待ちにしながら、毎日を過ごしています。
    いつか、きっと会える。

  2. そうです。イエスを救い主と信じる者には、皆この希望に溢れた約束が成就されるのです。

    「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。(ヨハネ3:16)」

    どうぞイエスを救い主として受け入れてください。そして永遠の命を受けとられますように!

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