私のヒーロー:余命数週間の19歳

死ぬ権利を主張して、自ら命を断った脳癌女性のブログにコメントをくださった方から、同じように脳癌で余命数週間と宣告されながら、バスケの試合に出た19歳女性がいると知らされた。
さっそく検索して、それがLauren Hill(ローレーンヒル)という女性であると知った。

Prom Queen

高校プロム女王(卒業ダンスパーティー、人気投票一位)に選ばれた時のローレーン

19歳なのになぜ?! こんなに身も心も美しい彼女がなぜ?!

神様のなさることは分からない。

でも、一つだけ確かなのは、彼女は世界中の人に勇気を与えているということ。
治療法のないこの恐ろしい癌のことを世に知らせているということ。

彼女は地に落ちて、たくさんの実をつける一粒の麦。私のヒーロー!

昨年10月、18歳の誕生日から49日目に非常に珍しく、手術が不可能なDIPG (びまん性内在性橋グリオーマ)という脳癌で、長くて余命2年と宣告された。

DIPGというのは呼吸をコントロールする脳幹の中で、昆虫の触覚のように神経細胞の回りに根を延ばしていく、普通なら小児に発生する癌。予後は悪く生存率はゼロだそう。

診断をくだされたとき、両親は気分が悪くなって、一瞬気を失いそうになったのに、彼女が医師に質問したことは、小学生の時から始めた大好きな「バスケを続けられますか?」だった。

大学に進み、抗がん剤や放射線療法を受けながら、明日はもう起き上がれないかもしれない、という思いの中、彼女は大学での初試合に参加したいという夢を持って、バスケ部に入部した。

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その直後、今年9月、医師は「もう何も打つ手がない。残された時間は後数週間」と告げた。
時間がなくなる前に、彼女の夢をなんとか叶えてあげたい。
大勢の支援者たちの努力で、11月15日に予定されていた試合は11月2日に繰り上げられた。
DIPGの治療研究への寄付となる1万枚のチケットは販売開始後わずか数分で完売したそうだ。

「絶対諦めない。生きることを忘れて身をひくことなど、一度も考えたことがない。」

そう言う彼女が、泣き崩れたことがあった。
そのとき、彼女は神様に、なぜ自分は生まれたのか?問いたと言う。
「貴方が私をこの世に送られた目的が何であれ、私はそれを果たす用意ができています。」
そう祈り、そして、
「しゃべれない子供たちに代わって、(この知られていない癌のことを)できる限りあらゆる機会を利用して世に知らせていく。」
それが、自分の生の目的と悟った後は、国内外を問わず、インタビューは全て受けている。

「なぜ私は生まれてきたか、それを忘れないことが、私の原動力です。」

癌の嵐を見ないで、イエスのみを見つめて前進する彼女。

シュートで4点を獲得する機会と、彼女のチームに勝利を与えた夢の試合が終わると、1万人の観客から大喝采を浴びて、「人生で今日が最高の日です。」と涙に声を詰まらせて喜びを表現したローレーン。

神は彼女の頭に油をそそぎ、彼女の盃は溢れた。

tears

癌は彼女の体を容赦なく蝕んでいる。刻々と時間を奪っている。
でも、彼女は負けていない!
ステロイドで顔は浮腫んでも、目や耳、筋肉が衰弱していっても、彼女は輝いている!

誰よりも一刻、一刻を大切に生きている!

Lauren、貴方は満開の桜のように、最高にきれいだよ!「なぜ?」という問いは、もう関係ないね!

Tshirt

「22(Laurenの背番号)のためにプレイする。
 ”強くあれ。雄々しくあれ。恐れてはならない。おののいてはならない。あなたの神、主が、あなたの行く所どこにでも、あなたとともにあるから。” –ヨシュア記1−9」
  と書かれたLaurenチームのTシャツ

4 thoughts on “私のヒーロー:余命数週間の19歳

  1. ハレルヤ!すごい!素晴らしい!
    KAZUYOさん、紹介して下さってありがとうございます。
    本当に神様は生きて、この女性に力を注いでおられる。
    わたしにもシェアさせてください。

  2. 夕方のニュースでローレンが召されたことを知りました。きっと主の御前で「よくやった。よい忠実なしもべ。愛する我が子よ。」と言葉をいただいてることでしょう。ご家族、ご友人に主の慰めがあるように祈ります。

  3. その通りだと思います。後に残された者にとっては、大きな悲しみであっても、彼女は今、私たちの想像を超える素晴らしいところにいるのだと思います。フェイスブックに載せられた彼女の最後の写真はベットの上での笑顔でした。彼女は負け戦と知りながらも、どう生きるべきかを教えてくれた貴重な一人でした。

  4. >彼女は負け戦と知りながらも、どう生きるべきかを教えてくれた貴重な一人でした。

    わたしもそう思います。でも、この世の価値観では確かに負け戦に見えたかもしれないけれど、私たちの主の前では圧倒的な勝利者ですね。
    ところで、よい靴は見つかりましたか?和代さんの日本での旅が守られますように祈ってます。

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