怪しい、でも効きそうな鍼治療

末梢神経傷害に鍼が効くとネットで読んで、中国系の友達が教えてくれた鍼診療所に行ってみた。

最近はロスでも鍼診療所があちこちに目立ってきたような気がする。

小さな古ぼけたオフィスの中は殺風景で、奥から白髪の老人が出て来て挨拶。

「問題はなんですか?」と聞かれて、英語で説明を始めると、普通のノートに2−3行中国語でメモを取っているけど、なんだか、通じているかな?と半信半疑。

話を終えると、「治療費は1回$40です。こちらにどうぞ。」とベットへ案内しようとする。

「ちょっと、その前に、どんなことをするのか、どういう仕組みなのか、教えてください。」と質問。

「Yeah, Yeah, Yeah, (はい、はい、はい、)鍼をさします。こちらへどうぞ。」

(鍼をさすのはわかってる。どこへ刺して、その後何が起きるのかしりたいの。)と不安になり、もう一度同じ質問をする。

「鍼のことよく知らないのです。治療の前に、どんなことをするのか、どういう仕組みなのか、教えてください。」

「Yeah, Yeah, Yeah, どうぞこのガウンに着替えてください。」

うーん、話が通じてない!

どうしようかと思ったけど、服をガウンに着替えて椅子に座って鍼士が入ってくるのを待つ。

「ベットに横になってください。」入ってきた鍼士がベットを指さしながら言った。

3度目の正直。

「いいえ。どんなことするのか、鍼がどういう仕組みなのか教えてくれなきゃ、お金払いません (I’m not going to pay money.) 」

そこまで言ったら、奥から今度は若い男性が出てきて、白髪の老人に変わってやっと分かる英語で説明してくれた。

体の中には気と呼ぶエネルギーが流れていて、その流れが何かの理由で止まってしまうといろいろな傷害が起きる。鍼はそのエネルギーの流れが回復するように、ツボに刺激を与えるのだ、と言う。

額と左右の肩、左右のふくらはぎに鍼を刺す。1回の治療では効果はないので、4回ほど続けて通院して欲しい。感染の心配はありません。と言われてやっと納得。治療を受けた。

10cmほどの長い鍼は、額も肩にも痛みは感じなかったけれど、足首のそばにさされたときは強い痛みを感じた。「痛い」と言ったら、分かってくれて、場所を変えてくれ、それでそのまま30分くらいベットの上で静止。

治療が終了して、支払いの時がきた。クレジットカードで済ませようと思ったら、クレジットカードを処理する機械がないという。

それではと、現金を払い、領収書をくださいと言うと、「領収書?」と嫌な顔をされる。

「貴方の病院がカイザーなら、医師から紹介状を出してもらってください。そうしたら貴方のカイザー保険が使えます。それを次にいらしていただくときまでに確かめていただいて、それから領収書はお渡しします。」

なんだか、訳のわからない説明で、領収書なしでは、次に問題を残しそうな不安もあったけれど、それ以上追求する気力もなく診療所を出た。

言葉は通じないし、会計は領収書なしで不明瞭。なんだか怪しい診療所だったけれど、時間の経過と共に体が軽くなって、痺れさえも軽減したように思えた。

効果はありそうなので、警戒しながらも、もうしばらく続けてみようと思ってる。

 

 

 

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