君を守る

病院に癌治療のため入院した方を見舞いに行った。

看護婦がやってきて彼女をトイレに誘うと、そばで付き添うご主人様がすかさず、歩行器をベットのそばに動かして、彼女が倒れないように、後ろから見守る。

その確実で機敏な動きを見ながら、彼女が手厚く看護されていることを悟った。

癌は突然私たちを戦場の前線にひきづり込む。そして、患者も家族も、混乱した状態の中で、即座に闘う方法を学ばなければならない。

高額な医療費のプレッシャーを受けながら、給料を家に運ぶため職場には休まず通い、その上、妻をかばい看護し、ベットの横でラップタップを打ちながら、彼女の病気についてモーレツに学び、アメリカ中の病院に助けを求めるメールを発信しているご主人様。笑顔の下でどれほどの重荷を背負っていることだろう。白髪で、顔には皺を刻む小柄な彼が、とても大きく、勇ましく見えた。

そして、私の夫、ジョージも同じ。

「神に誓って、君を守る。」

「君の面倒は僕がしっかりみるから。」

癌が戻ってきたという報告を受けてから、何度そう言ってくれたことか。

父の日に、成人した息子たちがやってきて、BBQを料理してくれた。年と共にたのもしくなってきた二人だけれど、心の中で祈った。

「息子たちがジョージのようになりますように。貴方を信じ、貴方からやさしさと力を受け取って、大事な伴侶を、子供たちを守り抜ける強い男になれますように!」と祈った。

 

 

 

4 thoughts on “君を守る

  1. 素敵すぎて、涙が出てきました・・
    和世さんほんとに良かった。。。

  2. すばらしい。
    これが本当の愛ですね。

    どんな困難な時もどんなに苦しいことも乗り越えられる最強の
    薬、それは愛だと思います。

    もらうことだけではなく 人々に沢山の愛をあげているKathyさんだからこそジヨージからも又見知らぬ人達からも沢山の愛のお返しが来ているのだと思います。見習いたいです。
    今日も素敵なお話ありがとうございます。

  3. 愛は勝つ!と、私もそう思います。でも、私が善行をするから御利益があるのではなく、神様がまず私をずっと愛してきてくださったから、だから、少しでも「貴方の隣人を自分のように愛しなさい。」という神様の御言葉に従いたいと努力している次第です。

  4. 私の喜びを分かってくださってありがとうございます!私も深ーく感謝しています。彼のこと、大事にしないといけませんね!

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