February 20th, 2014

イスラエルの旅:2) 3千年前の港町

無事出国、入国できて、聖書の舞台であるイスラエルについに到着した。降り立ったテルアビブの空港は大きくて、きれいで、入国審査も簡単なら、税関はなんと無人で、戦争のイメージは全くなし。ロスの空港の方がはるかに警備が厳重だった。
天気は快晴。日差しが強くて、夏そのもの!これが地中海性気候と呼ばれるものなんだろうか?

ヨッファ(Jaffa)

テルアビブから地中海にそって北に30分ほど走る。小さな商店が混み合って、狭い2車線だけの道路には中型車があふれ、ちょっと昭和30-40年ぐらいの日本をみているようだった。
すると、突然、石畳みの細い道と、肌色の石壁に、アーチ型の窓がついた、いかにも古い街並みが目に入ってきた。

到着したのは、旧約聖書ヨナ記に出てくるイスラエルで最も古い港町ヨッファだった。

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地中海に面したヨッファの港。向こう岸にみえるのはテルアブブ

ヨナ記は紀元前1000年頃の話だそうだ。ということは、この町は少なくとも3千年の歴史を持っている事になる。

ガイドの説明によれば、ソロモンがエルサレムに神殿を建てた時、材木を輸入したのもこの港町だったという。

新訳聖書使徒行伝( イエスがこの世を去った後、弟子たちの伝道を伝える書。西暦40年頃の話)には、この町で、イエスの弟子だったペテロが、聖霊の力によって病人を癒す奇跡をおこし、皮職人サイモンの家に泊まったとある。その時、イエスが十字架上で償った罪の報いは、ユダヤ人だけではなく、イエスを信じる全ての人のためだったと、神からの啓示を受け、この町から異邦人への伝道が始まったとあるけれど、そのサイモンの家もあった。

イエスの弟子ペテロが泊まった皮職人サイモンの家

ユダヤ人のガイドが、ユダヤ人にとって、動物の死体に近づくことはご法度で、今でも動物臭い事は離婚の言い訳になるという。それを考えると、2千年も前に、ユダヤ人であるペテロがそんな、やみ嫌われていた皮職人の家に泊まったというのは、常識を破る、驚くべきことと説明したけれど、そんな常識をこえる神の計画にペテロが従わなければ、イエスの救済は世界に広まらなかったし、私も救われる事はなかった。

石壁建物の前で、曲がりくねった石畳みの階段で、建物を繋ぐ小さなトンネルの前で、白いウエディングドレスを来た美しい花嫁と、タキシードを着た花婿が何組か写真を撮っていた。ここは、絶好の記念写真撮影スポットでもあるらしい。皆、雑誌のモデルのように絵になっていた。

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夏の陽気も、ヨッファを出る頃には、嘘のようになくなって、持参した冬のコートを羽織る。寒暖の差がロスよりも激しい。
飛行機の中では一睡もできなかったので、ホテルに着いた時は、眠気と疲れで、クタクタ。明日は6時おきで、日本のツアー並みの強行軍だけど、これからの9日間が楽しみ!