ジョージの声が回復

ジョージの手術から1週間が経った。

手術翌日の声は術前よりさらに弱々しく、カサカサで、とても人前で話せるような代物ではなかった。過去3回の治療でもやはり手術直後の声は弱かったけれど、こんなにひどい状態じゃなかった。

いつも彼に励ましてもらってきた私が、今度は励ます番。

「『心をつくして主に信頼せよ、自分の知識にたよってはならない。』って聖書にもあるじゃない。神様を信頼しなきゃ。」

「明日になったら、きっともっと良くなるよ。」

等といいながらも、落ち込む彼を見ていると、私も一緒に落ち込みそうで、祈りにせいを出した。

手術から3日目の月曜日、わずかながらも声が強みを帯びてきたように感じられ、火曜日の聖書クラスでは、いつもなら水を何杯も飲んで喉を潤さなければならないのに、水に頼る回数を減らして2時間のクラスを全うすることができた。

依然鼻にかかったような、まだ完璧な声ではないけれど、本人は日ごとに強くなってきた声の質に大満足。

彼が元気になってきたから、私の心も軽くなった。

 

牧師の彼は、人が落ち込むとき、耳を傾け、祈り、励まし、勇気を与えるのが仕事だけれど、励ます側に回ってみると、それって本当に大変なことなんだと思う。

私の癌のこと、自分の健康のことも重く心にのしかかっているときでさえも、何人もの迷って悩む人たちのお世話をしてきた彼が信じられない。

なんで、こんな大変な仕事選んじゃったんだろう?と思いながらも、「神様の目に正しいことをしたいから。」というけなげな彼に脱帽。

彼に助けてもらうばかりの私だけれど、私も神様の力に頼って、彼を支えられる良きパートナーにならなければと思うこのごろである。

One thought on “ジョージの声が回復

  1. 良かった 良かった!
    それにしてもKathyさんがGeorgeを良く理解してあげて、どんなときにもお互い助け合って生きてゆく姿、素晴らしです。最高のカップルですね。私も少しは見習わなくては。

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