T-DM1 まで後20日

昨年4月、縦隔リンパ転移が発覚したとき、相談した全ての医師たちが、私に必要なのはTDM−1だと言った。

スーパーハーセプチンと呼ばれるその新薬がいよいよ2月28日に認可されるかどうかFDAから発表される。

T−DM1は過去に一度申請されながら、2010年の審査で治験結果が十分ではないと却下されている。

今度も却下される可能性はあるけれど、2度目だし、もう2年以上も大勢の患者や医療関係者たちが待ちこがれているのだから、認可される可能性の方が高いと勝手に思っている。

どの医師からもT−DM1と言われながらまだ手が届かなかった昨年の4月は、T−DM1なしでは、私の運命はどうなるのかわからないというような切迫感があった。それがパクリのおかげで、癌を少なくとも画像から消し去ることができ、T−DM1に手が届くあとわずかのところまでこぎ着けることができたのだから、本当にうれしい!

パクリを勧めてくれたのは、診察を受けた医師たちではなく、このブログを通して出会った、日本のドクターMさんだったけれど、Mさんと私を守り続けてくださっている神様に感謝!

噂によれば、たとえ再びT−DM1が却下されても、治療に失敗してこの薬がなんとしても必要な人たちには特別に許可される可能性もあるらしい。

癌を抑えることができた私は、T−DM1にとびつかず、今の3剤が効果を表し続けるなら、そして、副作用がひどくならなければ、今しばらく今の薬を継続する予定。

ゼローダ+タイケルブ+ハーセプチンはT−DM1より効果あり?

T−DM1への期待は大きいものの、その一方で、期待し過ぎに警告を発する医師たちもいる。

昨日読んだ記事がその一つだった。

T−DM1対ゼローダ+タイケルブ2剤との比較治験では、ゼローダ+タイケルブに癌が反応した人たちが31%だったのに対し、T−DM1は44%と良い結果を示したものの、この記事を書いた医師は、もしゼローダをハーセプチンと一緒に使ったら、はたしてT−DM1はこれより優れた結果をもたらすだろうか?と疑問を投げかけていた。

ゼローダはハーセプチンと使った方が効果が期待できるというデーターがある。

彼によれば、タイケルブ+ハーセプチンはタイケルブ1剤よりも効果が期待でき、さらにハーセプチンは、効果を失っても、組み合わせを変えて使い続けると、全く止めてしまうより良い結果がでているという。

現在タイケルブは効果を失ったハーセプチンに代わって使わる薬となっているけれど、ハーセプチンは、どんなときも切り捨ててはならなず、仮にタイケルブを使うようになったとしても、ハーセプチンも一緒に加えろと言っているのである。

今の私はその例で、タイケルブ+ハーセプチンをゼローダと一緒に使っているのだけれど、この医師は、もしかしたらこの3剤のコンボは、T−DM1と同じほど、或はそれ以上に効果があるかもしれないとさえ言っている。

ホント?!だったらうれしい!

というか、彼は、T−DM1の副作用が少ない利点は認めながらも、効果については、現在の抗がん剤を本当に上回るのだろうかと疑問を投げかけているのだった。薬会社はFDAからの認可をなんとしても取りたいと思うがため、わざと良い結果がでるように治験を組み立てるから本当のところは分からないのだと言っているのだった。

この記事は2012年の9月にClinical Oncology(臨床腫瘍学)に発表されたもの。

一方、ハーセプチンの生みの親、ドクタースレイマンは、あくまでもT−DM1がベストとおっしゃった。

私はドクタースレイマンの意見を信じたいけれど、結局はやっぱり使ってみなければわからない。

次のCTスキャンは今月末の予定。上の記事の医師の予測が正しければ、良い結果が期待できる。そして、結果が悪かったら。。その頃にはT−DM1が待っているはず。

T−DM1の認可がやはり待ち遠しい。

 

 

 

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