脂肪分の高い食事がタイケルブの費用を節約するという記事

現在服用しているHER2陽性癌の経口薬タイケルブは、空腹時(食事の2時間後、1時間前)に服用し、服用中はグレープフルーツは食べてはいけないことになっている。

薬の血中濃度に影響がでるためというのが理由。

でも、薬の血中濃度が上がるからこそ、食事直後に、さらにグレープフルーツと一緒にタイケルブを取ると、空腹時に取る時より服用量を減らすことができ、経費節減にも繋がる、という記事をみつけた。

さっそく主治医に見せたところ、試してもよいことになった。

この記事は2007年8月にJournal of Clinical Oncology(臨床腫瘍学ジャーナル)にシカゴ大学腫瘍科医Mark J Ratainによって発表されたもの。

記事によると、タイケルブを低脂肪の食事と一緒にとると、薬の効力は167%に、高脂肪の食事とでは325%にも増大するという。

別の表現をすると、空腹時の5錠はグレープフルーツジュースを含む食事と一緒に取った場合の1錠と同じだというのである。これを値段に変換すると、月に$1700以上、60%から80%も節約できるようになるのだそうだ。

もう一つの利点は、食事と一緒に服用して、服用量を減らした場合、下痢等の副作用も少なくなるはずとしているところ。

著者によれば、空腹時に5錠という指示は、単に、食べ物の影響を知らずにデーターを集めたからなのだと言う。

薬剤会社は、これに対し、食事と一緒に取っても、どんな副作用が起きるかわからないし、本当の効果もわからないと、警告を鳴らしているが、カイザー保険によって値段の心配はしなくてよい私にとっては、服用量を減らしたら、副作用も減るだろうという文面に興味をそそられた。

食中毒を起こして以来、タイケルブの服用量を5錠に引き上げられないでいる私。 タイケルブの服用時間を少し食事の時間に近づけたら、或はグレープフルーツを食べるようにしたら、4錠のままでもいいんじゃないだろうか?

確かに、何をどれだけ食べて、どれだけ時間をおくか等、条件によってタイケルブの血中濃度は微妙に変わってくるだろう。4錠を食事と一緒に取ったら、5錠以上の効果になってしまうかもしれず、そうすると肝臓に与える影響やら、その他、予期しない副作用が現れてくるかもしれない。

秤なしで薬を計っているようなものと、リスクを意識しながら、主治医に相談してみた答えは、今の4錠を減らすのは賛成できないけど、食後2時間を1時間にするのなら良いだろうということになった。

今のところ、熱を出した先週から抗生物質をとっているせいか、タイケルブの時間を食事に近づけても、下痢や腹痛が起きてる。というか、むしろ、抗生物質で胃が荒れる今は、抗生物質を飲み終えるまでは、タイケルブもストップしておいた方がよいのかもしれない。

でも、ここまで考えて思った。最近、主治医は私にたくさん決定権を与えてくれていて、高熱を出した週に自己判断で抗がん剤をストップしたことも、正しい判断と認めてくださったけれど、私はあくまでも素人。自分で服用する抗がん剤の量を変えすぎてしまわないように気をつけなきゃいけない。主治医としっかり二人三脚してかなきゃと、自分に言い聞かせている。

 

 

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