リュウマチ薬が癌耐性を抑える?!

癌のハーセプチンへの耐性を抑える薬の治験が来年から始まる。

これはまたしてもHER2陽性癌封じ込めのためのうれしいニュース!

Bad News 

HER2陽性癌は乳ガンの中でも悪質でハーセプチンが開発されるまでは予後が非常に悪かった。

ハーセプチンが開発されて、生存率が大幅に伸びたものの、このハーセプチンが効くのはHER2陽性患者の半分だけ。そして、当初ハーセプチンが効いている場合でも、いづれは癌が耐性をつくっていくという。

治療の最初からハーセプチンを使ったのにもかかわらず、癌が消えなかった私はこのハーセプチンが効かない残念組の半分にはいるのかもしれない。

でも、その原因をミシガン大学の癌センターがつきとめた。

私の解釈が間違っていたら、どなたかどうぞ訂正していただきたいのだけれど、ニュースによれば、IL6と呼ばれるタンパク質がどうも悪の一因らしく、この値が多いとハーセプチンへの耐性が生まれやすく、転移や再発をも促進する幹細胞も生み出してしまうらしい。

ここからGood News!

でも、IL6はリュウマチ、糖尿病、肥満などの炎症性疾患を起こす因子であることがすでにわかっており、HER2陽性患者の味方ロシュが開発したRoActemra/Actemra (tocilizumab)が、このIL6抑制剤としてリュウマチ治療のためにすでに開発、使用されている。

シカゴ大学の研究者たちは、この抑制剤をハーセプチンと一緒にねずみの実験に使用してみた。

すると、癌は耐性をつくることなく、最後までハーセプチンに敏感に反応、減り続けたのだそうだ

ねずみの実験で成功しても、治験で3期まで成功しなければ、治療は世に出てこない。

今だ、今だ、と言われたT−DM1でさえまだ出てこないのだから、この治療も喜ぶには時間がかかる。

でも、この治験が成功したら、

私のような手強い癌も封じ込めるかもしれない!

HER2陽性患者の明日はますます明るくなると、やっぱりワクワクしてしまう。

手に汗握りながら、研究者たちの成功を祈る。

 

 

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