April 30th, 2012

治験審査失格

ベルフラワーのカイザーで待たされること約2時間半。やっと診察室に入ってきた先生はまず治験の手順について説明をした。

審査の結果がでるまでは1週間。それからさらに治験開始まで2−3週間かかることなどを聞いたところで、私はアドリアマイシンとゼローダを試していないのだけど、と言うと、医師は表情を変えて、それでは治験に参加できないと答えた。

あっけなく、審査も始まる前に参加資格がないことが明らかになった。

T−DM1の治験はすでに最後の第三段階の実験を終わっており、今おこなわれている治験は、希望者に少しでも機会をあたえようという追加の実験なのだと言う。市場にでるのもすぐだと医師は言った。

もっとも1年も前から「すぐだ、すぐだ、」と言われてきているのだけれど。。。

治験の参加資格がないのなら、再び審査を試みるように、上記の二つの薬を試すことを医師は薦めたけれど、ダメと分かった時点で、私の気持ちは治験をあきらめ、パクリで始めることに固まった。

もしかしたらT−DM1を使えるのかもしれないと一抹の希望が消えたことは残念だけれど、これ以上時間を無駄にせず、水曜日からパクリを始める。

生検のための気管支鏡検査をして以来、咳がでるようになって、あの日に日に大きくなった肉芽腫のように、癌も私の体の中で毎日成長しているかもしれないと思うと、むしろいつ始まるかわからない治験を待つより、これでよかったのかもしれない。

治験にはいろいろな種類があり、次から次へと新しいものが登場する。治療がいきずまってから探すんじゃなくて、治療を受けながら、余裕をもって適合するものを探すべきだと思った。パクリを始めながら、今後も私にあう治験を探し続けようと思う。

パクリはまた脱毛する。白血球の値も下がり、免疫力も弱くなると言う。

さあ、どれほど副作用に耐えられるか、神様が私の体にたくさんの力を与えてくださるよう、そしてパクリが私の癌に効果を示すことを祈る。