April 22nd, 2012

やっと決まった次の抗がん剤

夜汽車の旅は予想を裏切ることなく楽しく終わった。

サンターバーバラ駅

ロスの駅 Union Station

ロスアンゼルスからサンタバーバラまで片道2時間半$29は、車の2時間ガソリン代$25に比べると割が悪いけれど、2階建ての列車内はきれいで、霧に包まれたサンタバーバラ駅に降り立ったときは、映画のシーンの中にでもいるような気分にさせられて大満足だった。

 

医師を変える

サンタバーバラに行く前、新しい腫瘍科医との予約があった。

転移の知らせが主治医が産休に入った直後にあったのは、全くついてなくて、代理の医師とはコミュニケーションがほとんど取れず、予約も取れなければ、タイケルブの処方追加さえもままならない状態だったので、私のこの医師への信頼度は急速に萎えていった。

カイザーという私の保険適用の病院では、医師を変更するときには、一般内科のファミリードクターを通してお願いしなければならず、時間がかかる。いくつもの電話とメールの結果、やっと取れた予約だった。

診察室に入ってきた新しい医師はアジア系の若い女医でまるで息子ぐらいの年齢にみえた。でも、彼女、知識が豊富で、てきぱきと私の質問に答えてくれ、あっという間に治療の方針を決めることができた。

足下にあった治験

転移の知らせから10日間、必死に探していたT−DM1。なんと驚いた事にカイザーにもこの治験があるという。

私がこの治験の参加条件にあうかどうかさっそく調べてくださることになった。

治験はT−DM1がどれほど有効な薬なのかを調べるのが目的なので、参加者はT−DM1を使用するグループと、そうでない、一般の抗がん剤を利用するグループとにランダムに分けられる。なので、仮に治験に参加できたとしても、T−DM1を受けられる可能性は50%。

参加者が同じ条件でなければ、正確なデーターは得られないから、それぞれの治験は、過去の治療歴等、様々な条件がある。

私が狙っている治験、自分で調べた限りでは、過去にアドリアマイシン、タキサン、ハーセプチン、タイケルブ、ゼローダを使っていることとあった。

私はアドリアマイシンやゼローダは使っていない。だとすると、やはり条件にあわないかもしれない。

次はパクリ、ハーセプチン、タイケルブ

条件にあわず治験に参加できなかった場合、治験に参加できてもT−DM1に当たらなかった場合のため、再度UCLAから取ったセカンドオピニオンも含めてどの薬を使用すべきか話合った。

結果、パクリ+ハーセプチン+タイケルブと決まった。

パクリは私が最初に使ったドセと同じタキサン系でありながら、微妙に働き具合は違うらしく、ドセが効かなかった女性でも20%の確立で効果が期待できると言う。

普通はパクリとハーセプチンのみの使用になるらしいけれど、タイケルブは脳への転移を防ぐと聞いているので、継続を希望した。

6月になると新薬 Perjeta (Perutsuzumab)が登場する。UCLAのDr.グラスピーはあまり評価していなかったけれど、この薬の使用についても話し合った。

いよいよ今週から4度目の戦闘開始!