March, 2012

ジョージ再手術

私が抗がん剤を受けている間、ジョージは喉の先生を受診した。

後からの話では、どうも、注射した物質が正しい場所に落ち着かず、声帯に依然隙間があいているらしい。同じ手術を2週間後にやり直すことになったという。

本当に今度の手術で、声が戻るのだろうか?また失敗して、さらに声がでなくなったりしたらどうするんだろう?という思いは拭えないものの、希望は確かにでてきた。

主の言葉

午前中、旧約聖書の申命記を読んだ。

エジプトでの奴隷生活が辛くて、何度も助けてほしいと祈ったはずだったのに、いざエジプトを脱出すると、イスラエルの民たちは、神様が一緒でありながら、今度は荒野の旅が辛いと、エジプトにいた方がよかったと文句を並べた。感謝を忘れて、他の神に走ったイスラエル人たちは、神の怒りをかって、40年間、荒野をさまよう結果となり、彼らを率いたリーダーのモーゼも、神を信頼することを怠ったために、神が約束してくれた新天地カナンに入れないまま死ぬ。

神様は、医師が前例がないとまでいった私の癌を、ここまで封じ込んで下さった。高い医療費も心配しないですむようにしてくださり、辛いと思った治療も、無事通り抜けさせてくださった。神様の恵みを身をもって体験したのに、ジョージの声のことで、神様に文句をいいたくなったり、疑ったりしたくなる私は、イスラエルと同じだと思った。

何が起きようとも、決して貴方を独りにはしないとおっしゃった神様の言葉を疑ったらいけない!

あってあたりまえのものなんて何もないんだから、文句をいったらいけない。

手術が再びできることに感謝して、成功を祈らなきゃ。

 

肉芽腫をやっと切除

簡単な手術だと思ったのに、全身麻酔でオペ室に入って手術をすると言われた。

肉芽腫がこの2ヶ月で、大きくなってしまったからだろうと思った。

1月27日

3月2日

りんごを 食べちゃった

朝10時からの手術のため、前の晩12時から絶食を言い渡された。

なのに、朝ジョージのフレッシュジュースを用意していてうっかり刻んだリンゴを一つ口にしてしまった。

大失敗!

たったひとかけらのリンゴだったのに、病院では手術を6時間後に延期するか、局所麻酔だけでおこなうかのどちらかだと言われた。

私は局所麻酔を選んだ。

いつもなら、麻酔で何も記憶がない手術室。意外と殺風景な室内や、殺菌のためという冷たい空気に興味を示していると、暖かいブランケットをかけてくれ、リラックスできるようにと、精神安定剤が静脈注入。顔にカバーをかけられていよいよ手術が始まった。

なんとなく頭はもうろうとしていたけれど、メスが入ると強い痛みが感じられた。

「痛いです」と訴える。

麻酔を増してくれたようで、その後痛みは消えた。

指ジンジン、胃ムカムカ、頭フラフラ

でも、回復室にもどって、ジョージの迎えを待っていると、再び 痛みが襲って来た。麻酔が切れ始めたのだろう。

過去の手術では、モルフィネの点滴が用意されていて、痛みを感じたら自分でボタンを押して、すぐ痛みを抑えることができたのに、今回はそれがない。

痛みがどんどん増して来きたので、そばの看護婦さんに訴えると、痛み止めの薬を二本注入してくれた。

すると今度は、体中がどーんと重くなって、再び意識もうろうとなってきた。このまま帰るのは心配だったので、もうしばらく置いてもらった。

家にもどってからも痛みは続き、鎮痛剤を飲むと、眠くなる。

食事についても何も特別指示はなかったので、お昼はちらし寿司、夜はお豆のスープ、キヌアと野菜の炒め物、豆乳、緑茶を取った。豆乳を飲んだ後、コンピューターの前に座ったら、とたんに吐き気が襲ってきた。

結局昨日は、こんなで、ジョージにお世話になりながら、ずっとベットに横になっていた。

今朝も痛みは続いている。頭もフラフラしている。

乳房全摘のときには、ほとんど痛みなどなかったのに、こんなに痛いなんて意外。

肉腫は爪の下まで延びていたので、爪もはがしたと言っていたけれど、指の先は、神経が集まっていてより敏感だからなのかもしれない。

今日の教会のボランティアはキャンセル。明日の礼拝は行けるといいな。

術後

 

 

 

ジョージの声も、私の指も回復してきた

痛み消失

指の手術から一週間が過ぎ、こんなの始めてと思ったほどの痛みも、すっかりなくなった。

はがした爪は伸びてくるんだろうか?

包帯を取ったら、指が醜く変形しているんじゃないだろうか?

とか、心配だったので、整形外科医に質問したところ、

「爪はちゃんと伸びてきますよ。患部は縫うかわりに焼灼しました。結果にはきっと満足されると思います。」と返事がきて、フーッと肩をなで下ろした。

次の外来の13日にいよいよ包帯をはずすことになっている。

爪が元通りになるまでにはどのくらいかかるんだろう?

13日までに爪がはえてくるはずはないだろうけれど、このぐるぐる巻きの包帯の下で、少しでも指の傷が癒えていることを想像している。

ジョージの声も改善!

手術は失敗だったとがっかりさせられたジョージの声も、ここ一週間ほどで、思い掛けずも改善してきた。

波があって、良い時と悪い時とあるのだけれど、その波もだんだん差が小さくなって、声は少しづつ力強くなってきているように感じる。

全く声なしになってしまった手術直後の1週間は、これからどうやって仕事するんだろうと悩まされたけれど、昨日は屋外での小さな集まりに、マイクなしでも挨拶ができた。

医師は2度目の手術を薦め、本人もまだそれを希望しているけれど、私は祈りが神様に届いてる!奇跡が起きてる!と思って、16日の手術までに、さらに改善することを期待している。

皿洗いはもう2週間免除 :-)

整形外科医の診察室に入ったら、看護婦さんがすぐにはさみを持ってきて、ザクザクと分厚い包帯を切り始めた。

どんな指がでてくるんだろうと、少しドキドキしながら最後のガーゼがはがれるのを見ていた。

でも、看護婦さんがそのガーゼをはがそうとすると、痛い!痛い!

血でガーゼが指に癒着してしまっている。

看護婦さんは諦めて、代わりに先生が入ってきた。

流しのところにいって、温水と一緒に消毒液をドッと一瓶かけて、やっとはずれたガーゼの下から姿を現した指はまだ患部がジュクジュクしていた。

心配そうな私の気配をさっしてか、

「ほら、そんなに切ってないでしょ?いい感じに治ってきているわよ。」と先生はおっしゃった。

肉芽腫は良性腫瘍だけれど、万が一を考えて、生検をお願いしていた。結果は間違いなく良性。安心したー!

包帯を取り替えてもらって、また2週間後に受診するようにと言い渡された。

毎日私に代わって皿洗いをしてくれているジョージ。申し訳ないけど、もう2週間皿洗いお願いします。<(_ _)>

 

 

明日は再びジョージの手術

2月15日の手術から1ヶ月。明日16日、ジョージが再び声帯の麻痺を治す手術を受ける。

本人曰く、前回の手術までは本来の声の20%、術後直後は10%そして現在は40%まで回復した感じだそうで、明日の手術でさらなる改善を期待している。

前回の手術日は肌寒い雨模様だったけれど、明日もまたお天気は雨らしい。

でも、緊張した前回の手術に比べ、今回の私は、はるかにリラックスし、安心している。

声が手術前以上にでなくなって、これからどうなるんだろうと思った時から、ジョージの声が徐々にもどってきたのを目撃してきたから。

神様の技を見た以上、不安はない。後は、続けて祈るのみ。

「強くあれ!勇気をだせ!恐れたりがっかりなどしてはならない。

貴方がどこへ行こうとも、貴方の神が一緒なのだから。」ーヨシュア記1:9

 

ジョージ手術無事終了

11時に病院へ到着して、すぐオペ準備室に入ったものの、今日はお医者様が忙しくて、手術が終わったのは、2時過ぎだった。

医師は前回同様、「全て順調にいきました。」と説明された。そして、ジョージの声も、前回同様、声質は良くなったけれど、風邪を引いたときのように、鼻にかかって、弱々しい。

前回は手術の晩に話過ぎたのがいけなかったのか、翌日から声が全くでなくなってしまったので、今回は慎重に、しゃべり過ぎないで十分声帯を休める方針。

はっきりとした結果はまだわからないけれど、依然私の中には(大丈夫。彼の声はきっと改善する。)という安心感がある。

家に戻って、二人で感謝の祈りを捧げた。

応援してくださっている皆さんにも心より感謝!ありがとうございます!

次の山

ジョージの声その後

手術から一週間が経過して、ジョージの声はまだ少し空気が抜けているように感じるけれど、前回の手術直後に比べたら、はるかに調子が良い。

本人も、そして回りの人も術前より力強く聞こえると言ってくださっている。

前回は声が出てくるまでに2週間以上かかったから、時間の経過と共にもっと良くなるだろうと期待している。

少しは良いニュースがないと次が続かないからね。うれしい!

歯医者

私の方は今度は歯医者に行って来た。

抗がん剤治療中は感染の恐れがあるので、歯の治療は避けるようにといわれ、ずっと延ばしていた歯の検診。

ここへきて、歯茎から出血したり、冷たいものや熱いものを食べた後に歯が痛むようになってきた。

抗がん剤療法は8月まで延長になったから、それが終わるまで待っていたら、今度は何本も歯を抜かなきゃならなくなるかもしれないと、腫瘍科医の許可を取って、2年ぶりにやっと行った歯医者だった。

すると、心配した通り、奥歯にかぶさった金のクラウンには穴があいている、ブリッジの下には虫歯があるので、ブリッジもやり直しと言われてしまった。

指の手術がやっと終わったと思ったのに、今度は歯医者通いが始まる。うんざり。;-(

PETCTスキャン

そして来週火曜日は4ヶ月ぶりのスキャン。

UCLAのDr.グラスピーからPETスキャン(糖を含んだ染色剤がどこに集積するかをみる画像。癌があるとより糖が集積する。)だけ取っても、CTスキャン(輪切り状に取る立体レントゲン画像)と比べなきゃ意味がないと言われ、代わりばんこの検査を計画していた主治医に、一度に両方の検査をお願いしていた。

幸い、カイザー病院にもPETとCTの機能を一つにした最新機器、PETCTスキャンがあるそうで、今回はこの新しい機械を初体験することになる。

技師はこの新しい機器での映像を正しく読んでくれるだろうか?前回肺に見つかった影は大きくなっていないだろうか?とか、考え出すと、やっぱり不安になってくる。

いけない!いけない!

不安のドアは開けないで、聖書の言葉と祈りに頼って乗り越えなきゃ!

私が希望をみつけるところ

聖書は私にとって神様からのラブレター。

私を愛で満たし、信じたい、すがりたい、そして全てを捧げて従いたいと思わせる。

 

幾千とある神の中で、イエスだけが私の救い主であり、そのイエスと、聖霊と、彼を贈ってくださった天の父だけが私の神である。

私の命はこのお方の手の中。

 彼のために生き、彼のために死にたいと胸をジーンと熱くさせるゴスペルソング。

日本語訳は息子の亮が手伝ってくれた。

 In Christ Alone 

Songwriters: Getty, Julian Keith; Townend, Stuart Richard;  訳:バウム亮

In Christ alone my hope is found

私が希望を見つけるのはキリストにだけ

He is my light, my strength, my song

彼は私の光、私の力、私の詩

This Cornerstone, this solid ground

この礎石は、この硬い地は、

Firm through the fiercest drought and storm

どんなに厳しいひでりにも嵐にも揺るがない

What heights of love, what depths of peace

なんと大きな愛だろう、なんと深い平安だろう

When fears are stilled, when strivings cease

恐れが静まり、闘いが終わるとき

My Comforter, my All in All

私の慰め、全ての全てである

Here in the love of Christ I stand

ここキリストの愛の中に私は立つ

 

In Christ alone, who took on flesh

人間として現れたキリストにだけ

Fullness of God in helpless Babe

かよわい赤子の中に神の満身を満たした

This gift of love and righteousness

この愛と義の賜物

Scorned by the ones He came to save

彼が助けにきた、その人々によって罵られ

?Til on that cross as Jesus died

十字架上で死して

The wrath of God was satisfied

神の怒りは治まった。

For every sin on Him was laid

彼が私たちの全ての罪を背負ったから

Here in the death of Christ I live, I live

キリストの死により私は生きることができる

 

There in the ground His body lay

地の下に横たわった彼の遺体

Light of the world by darkness slain

暗闇に葬られた世界の光

Then bursting forth in glorious Day

そして、そこから放たれた栄光の日

Up from the grave He rose again

彼は死からよみがえった

 

And as He stands in victory

勝利に立つ彼のおかげで

Sin’s curse has lost its grip on me

私は罪の呪いから解き放された

For I am His and He is mine

Bought with the precious blood of Christ

イエスの尊い血をもって買われた私は彼のもので、彼は私のものだから

 

No guilt in life, no fear in death

人生の罪悪から免れ、死を恐れない

This is the power of Christ in me

これが私の中のキリストの力

From a life’s first cry to final breath

生命の最初の産声から最後の一息まで

Jesus commands my destiny

イエスが私の運命を定めている

 

No power of hell, no scheme of man

どんな地獄の力や人の企みさえも

Could ever pluck me from His hand

私を彼から引き離すことはできない。

Til He returns or calls me home

彼が再び戻るまで、私を呼び戻すまで、

Here in the power of Christ I stand

ここ、キリストの力の中に私は立つ