広がれ!癌家族支援のサークル

今年3月から始めた癌家族支援のための昼食会。12月3日には3組の家族と2人のボランティアが集まって、楽しく、笑いで盛り上がりながら今年最後の集いをしめくくることができた。

私と同じように、皆さんまだまだ治療中。明日は何が起きるかわからない、不安と隣合わせだけれど、集まったときには、持ち寄りのお料理に舌鼓を打ちながら、楽しかったこと、うれしかったこと、治療の経過、情報等分かち合っている。

教会では、毎週のように、誰々が癌と診断されたから祈って欲しいというリクエストが回ってきて、こんなに癌が多いのなら、日本人コミュニティーだって、例外でないはずと思うのだけど、事実、腫瘍科の看護婦さんも、日本人の患者さんが何人もいると言っていた。

でも、病院の壁にところ狭しと張られている様々な癌支援グループの案内を利用する日本人はごくまれであるように見受けられる。なぜなんだろう?

言葉の壁はもちろん大きな原因だろう。でも、それだけじゃないような気がする。

癌と診断された当初、私もある癌支援グループの集まりを試したことがあった。そこには10人以上の人達が集まっていたけれど、皆さん、癌と何年も闘っている人ばかりで、数ヶ月の治療で癌が完治することを期待していた私は元気を受ける代わりに、ショックを受けて帰宅した。

人は共通点をみつけることで、「あなたもそうなの?」と、親密感を増していくのだと思うけれど、共通点を見つけるまでは、同じ支援グループに入っても、なかなか自分の本音は語れないのかもしれない。

落ち込んでいる人がいれば、何と言葉をかけてよいかわからず、自分自身も鬱になってしまうかもしれない。

元気はもらえないまま、「あの人、もう長くないみたいよ。」と言った、噂だけが広がっていってしまうこともあるかもしれない。

支援グループとはいえ、知らないところに出て行くことには確かに勇気がいる。

でも、専門家たちは一様に、密な対人関係があるほど、免疫力が強化されると、サークルや教会等の利点を強調している。

私たちのグループは幸いなことに、いつも笑いや感嘆のため息に満たされている。エネルギーが上向きに動いていて、昼食会の後には、美味しかった!楽しかった!元気がでた!という思いが残る。良い方々に巡り会えて本当に感謝。

できることなら、日本の癌患者の方々とも、情報交換や、励まし合えるバーチャルなサークルをつくれたらと思う。

こんな願いがいつか叶いますように。。。

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