最近の悩み:癌の食事療法

最近料理ができなくなって困っている。というのも、「癌に効果がある」とか「癌になる」とかいう食事の情報に埋まってしまって、何を作ったらよいのか、わからなくなってしまったから。

先日はゲルソン療法と呼ばれる食事療法について知った。無塩、無脂肪、大量の野菜ジュースを中心とする菜食療法で、日本でも星野仁彦という精神科医がこの療法で実際に自分の末期大腸癌を克服したという。

病院の勉強会でも、癌に効果があるというビタミン類は、サプルメントでとるよりも、新鮮な野菜やくだものから取る方がはるかに良いと聞いたが、調べてみると、ゲルソン療法でなくても、野菜やくだものをできるだけ生で食べるのがよいという記述が多々あった。多くのビタミンは火に弱いので、このビタミンを失わないようにしようとすると、生か、ジュースか, ということになるらしい。

ゲルソン療法が無塩を薦めるのは、塩が癌を発生させると考えるからなのだが、私は、塩よりもむしろ砂糖がいけないと聞いていた。

昨年UCLAが発表した実験報告では、膵臓がん細胞に糖分であるフルクトースを与えたところ、がんがどんどん成長していったという。

フルクトースは果糖で、砂糖やお菓子、ジュースや炭酸飲料に多く含まれているそうだ。

そして、今日はツナ缶を買おうとしたら、棚の前に「注意!カリフォルニア州は、ほとんどの魚介類が癌の原因となる水銀で汚染されていることを警告しています。」との箇条書きが!

嫌だー!それじゃあ、魚もダメなの???

いくら野菜やくだものが好きとは言え、塩、砂糖、揚げ物、肉や魚介類も避けてとなると、もう何をつくってよいのやら。おまけに、ジョージは精進料理には慣れていない。食事のときのジョージの顔からだんだん笑顔がなくなってきた。

アメリカのがん研究学会のホームページには、癌予防として、やはり甘い飲料水や赤肉、ハムやソーセージ等の加工食品、塩分 (胃がんの予防として)を控え、野菜やくだものをもっと食べるようにとあった。

何時間もネットで減塩、減糖の野菜料理を検索する毎日が今日も続いている。

4 thoughts on “最近の悩み:癌の食事療法

  1. なんでもバランスよく食べれば良いのではないでしょうか。

    減塩、減糖の野菜料理に苦心されていらっしゃるそうですが、主治医の指示ですか? 

    もし主治医から食事法について指示がないのなら、少し気になります。偏った食事はストレスになるし、たとえ癌を避けることはできたとしても、体力の低下などで他の病気になる危険性が大きくなるのではないでしょうか。

  2. 貴重なご意見をありがとうございます。ご指摘の通り、バランスよく食べることは大変重要で、そんな意味からゲルソン療法にはたくさんの批判もあるようです。ただ、私たちは、(特にアメリカに住んでいると)お肉とデザート、塩分の多い食事を大量にとる生活にひたってきていますので、減塩、減糖、野菜やくだもの中心の生活に切り替えることは、医師たちも賛成しています。昔の日本人は、お魚と、野菜やくだもの中心の質素な食生活だったように思いますが、調べれば調べるほど、菜食主義が健康によいように思えてきました。でも、薄味になれることも大変なら、私が考える野菜料理はどうしても日本式になってしまって夫に喜んでもらえないことが悩みの主な原因です。
    大好きな食べ物が食べられなくなるのは確かにストレスに繋がりますので、たまには妥協することも大切と、いただいたアドバイスに耳を傾けたいと思います。

  3. わたしの母も乳がんということでいつもブログ拝見させてもらってます。
    ぜひ和世さんにもイギリスのJane Plant教授の Your Life in Your Handsを読んでいただきたいです。

  4. いつもブログを読んでくださりありがとうございます。紹介していただいた本について、さっそく調べてみました。乳製品をはぶくというダイエットですが、お母様はこれを実践されていらっしゃるのでしょうか? もしそうだったら、効果はございますか?
    どのダイエットも完璧にこなすことは、食事が社交と深く結びついていることもあって、難しいものがありますが、夫も乳製品にはアレルギーがあるので、試してみようと思っています。本の紹介を本当にありがとうございました。お母様も癌を克服できることを願っております。

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