再挑戦

腫瘍科医と今後の治療について面談。

手術や放射線療法は局所の癌を取り除くが、体中に散らばっていると思われる癌細胞をやっつけるためには化学療法が必要。

リンパ節にたくさんの癌がみつかった私の場合、リンパ液を流れて微小な癌細胞が体のどこかにまだいくつも潜んでいる可能性は大であり、化学療法は欠かせない。

今回4回の化学療法で使った薬は1)Taxotere  2) Carboplatin 3)Herceptinの3種だった。このうち1)と2)は癌細胞を殺す抗がん剤で、3)のハーセプティンはがん細胞の分裂成長を抑える抗体の働きをする薬。

病理検査の結果、 摘出した癌細胞のほとんどが死んでいなかったことから、私の受けた化学療法は功を奏していなかったことがわかった。

抗がん剤に反応しない癌というのはアフリカ系女性に見られることはあるが、アジア系の女性には珍しいと医師も驚きを隠さない。

ともかく、抗がん剤を変更して化学療法を一からやり直す。

抗がん剤にはいろいろあるけれど、問題は、どの薬が私の癌に効果があるのかということ。

医師はこれにはマニュアルがないという。

ハーセプティンは私のタイプの癌にあわせて発明された薬だから、これはあきらめたくない。

抗がん剤のみ変更するということで、医師はこれから同僚のみならず、リサーチ病院であるUCLAの医師にも相談してベストと思われる抗がん剤を見つけてくれると言う。

手術を先にし、化学療法を後にしていたら、再発をみるまで抗がん剤が効いていなかったことに気がつかなかっただろう。

化学療法の途中でそれに気がついたのは、不幸中の幸いであったと考えたい。

化学療法をやり直しできることを喜びたいと思う。

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