July 28th, 2010

味覚変化への対応

私は抗がん剤の点滴を3週間に一度のペースで受けている。

抗がん剤点滴の2日前に血液検査をし、血球数、腎臓、肝臓の機能を調べる。

翌日、腫瘍科医と会い、血液検査の診断と乳房触診を受けて、異常がなければ予定通り抗がん剤の点滴がおこなわれる。

当初は手術前3回抗がん剤を受け8月手術、そして手術後さらに3回抗がん剤療法を続ける予定だった。が、方針が代わり、抗がん剤を6回手術前に全て終わらせてしまい、手術は10月に延期になった。

昨日は3回目の抗がん剤を受け、やっとつらい抗がん剤治療も半分を越えたことになった。

抗がん剤の副作用は点滴3日目ほどから現れ、4−5日続く。この間、吐き気、下痢、体力減退が続きほとんど寝たきりの状態となるけれど、吐き気や下痢は薬で対処。また、移植支援で出会って、今は鍼灸師の資格を取られた過去の患者さんのお父様さがシックオフという腕輪を送ってくださり、これが効いている。

一番こたえるのは、味覚変化が起きて、食事がまともにできなくなること。

何を食べてもまるで、食べ物をガソリンやペンキの中にでも浸けたような、メタルっぽい味がし、薬剤を体から流し出すため、水分もたくさんとらなければならないのに、水や緑茶さえも、硬質に感じ、糖分の入ったジュース等に頼ってしまう。

元ボランティアの方々が和食の差し入れをしてくださったり、息子たちやジョージも「何が食べたい?」といろいろ買ってきてくれるのだけど、なかなか食が進まない。体重を減らすことは大歓迎でも、正常な細胞までが破壊されてしまうと、副作用も強くなってしまうので、食事はきちんと取らなければならない。

健康な細胞を増やすためにはタンパク質がなにより大切とのこと。肉や魚が第一に考えられるタンパク源だけど、味覚変化で肉の塊は全くおいしくない。魚や豆腐も調味料を加えるとまずくなる。

困っているとき、ご自身も皮膚がんを経験され、お父様も癌で、抗がん剤の副作用で苦労されたというやはり元ボランティアさんが、玄米クリームを薦めてくださった。玄米はタンパク質の他にも栄養豊富で、お父様はこれだけは難なく食されたと言う。

それで、今回はこの玄米と、小豆、ナッツ、野菜や肉を煮込んだポタージュ、豆乳、はちみつ、そして抗酸化作用、利尿作用のあるスイカを用意。徐々に始まりだしている味覚変化にこれらで対応してみたいと思っている。