ハーセプチンが生まれるまで

ジョージとDVD “Living Proof (邦題:希望のちから)”を見る。

妹によると、この映画昨年日本でもTV放映されたそうである。

私に必要な薬ハーセプチンがどのようにして開発されたか、発明者である医師Dennis Slamon (デニス×スレイマン)を主人公に、研究資金の調達から薬を認可してもらうまでのいくつもの試練と、彼を支援し、また犠牲を払う多くの人たちの真実に基づく感動のドラマ。

ハーセプチンの開発には12年がかかり、この研究に参加した女性たちの中には、第二、第三相へと進んでいく治験の条件にあわなくなったからと、病状が改善しているにも関わらず、途中で切り捨てられしまった人たちもいた。

資金の調達には、善意ある人たちの寄付と、そして化粧品メーカー“レブロン”の多大な募金活動が貢献した。

この薬が開発されていなければ、HER2 陽性の私は、死ぬ運命にあった。

それを思うと、世界中の何百万人という女性を救っているこのハーセプチンの影で尽力された多くのアメリカの人たちに深く、深く頭が下がる。

アメリカが世界をリードし得るのは、この同情だけじゃない、行動を起こすEmpathyがあるからなんだろう。

行動を起こす力があるのは彼らが金持ちだから、或は生活に余裕があるからというより、彼らが人は一人では生きられないこと、お金より大切なもの、”恵み”という愛を知っているからなんだろう。

こんなこの国の力の根源に感謝した。

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