たとえ「ガマの油」でも

ボランティアの日

午前中裕子さんと一粒の麦ボランティアのため四肢麻痺留学生さんを訪問。車の中で、裕子さんに癌のことを告げ、ボランティアができなくなった時は、彼女にコーディネーターを代行して欲しいと頼む。

留学生さんのアパートでは、お昼のおむすびを結び、裕子さんがお買い物にでている間、私は洗濯を頼まれる。ランドリーに行って、洗濯機をまわしていると、スーと頭が軽くなる。寝てないし、食べてないし、貧血かな?それともこれも癌のせい?と心細くなり、神に祈る。

帰途の車の中、裕子さんがボランティア以外にも、私に必要なことがあったらなんでも言って欲しいとおっしゃってくださる。やさしい言葉に感謝し、家に戻った。

フコイダン

食欲は相変わらずなく、体も痛い。少しでも寝なければとソファーに横になるがやはり眠れない。夫がくれた鎮痛剤で、やっと眠りが襲ってくる。

どれほど眠ったかわからないが、のりちゃんの元気な電話で目がさめる。

のりちゃんは97年、私たちの移植支援ボランティア活動が始まったとき、患者さんのアパートで共に寝泊まりして支援した元祖ボランティア。

日本での結婚式を終えてもどってきたばかり。

電話を切る前、彼女もクリスチャンだから、癌のことを伝えて祈ってもらおうと、癌であることを伝える。

すると、「フコイダン飲むといいですよ。」と抗がん作用があるという海藻の成分である栄養剤の名前を教えてくれる。

6ヶ月前に子宮がんの手術をした友達がたくさんフクイダンを持っているから、一瓶わけてもらえるか今から聞いてみると言ってくれる。

のりちゃんは元気のかたまりで、彼女と話をしていると、ほんと元気が湧いてくる。

フコイダンの名前を聞いて、さっそくネットで調べてみると、書いてあることはもっともらしく、さらに元気が出てきた。

夜9時すぎでもよければ、フコイダンをもっている友達が家に戻ってくるので、分けてもらうことができると再度の電話。

今は何の治療も始まっていないし、癌に効くというものならなんでも試してみようと、さっそく9時半の約束で出かける。

のりちゃんの話では、この友人の癌は4期だったというが、お目にかかると、彼女、ふっくらと顔色もよく、癌の患者さんとは思えないほど。

夜遅かったのに、快く応対してくださって感謝。

「がまの油」まがいの気休めかもしれないけど、今はわらをもすがる思い。さっそく夜から飲み始める。

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