いよいよ外来日

診察にあたったNP(正看護士)が、「Cyst (液状のかたまり)かもしれないから、針をさして調べてみましょう。麻酔を使うからチクっとするだけ。」といいながら注射器を引き出しから出している。胸に注射などしたことない私は、ドキッとするけど、numb (感覚が失せる)という言葉を信じる。

たしかに麻酔の針はチクっとし、その後、痛みはないはずなのに、やっぱり痛いよ!

NPは注射器が水液を吸い上げるかどうかを見ていたが、何も出てこなかったようだ。

洋服を着るように言われ、「一週間後にマモグラムと超音波の検査の予約を入れましたが、もしキャンセルが出たら繰り上げますから。良い医療チームがついてるから何も心配しなくていいですよ。」と言って診察室を出ていった。

針をさされて、うずく胸をかばいながら、今日は休みをとったし、まっすぐ家に帰る気もせず、ショッピングモールへ寄ることにした。

癌の可能性?

水分がでなかったということはCystでないということだよね。Cystでないということは、癌の可能性が高いということ?———ショッピングモールを歩きながらもふつふつと疑問がわいてくる。そのうち、夫から携帯に電話がはいる。

「病院からマモグラムと超音波の検査を明日に繰り上げるという電話があったよ。」

明日?繰り上がった検査に、さらに不安を覚える。

モールの後でよった日本のスーパーで10年来の友人カレンとばったり会う。

「久しぶり!元気?」といつもの挨拶。

「実はね。しこりがみつかっちゃって。。。」

「ほんとに?結果が出たら知らせてね。」

「そうね。癌だったらお祈りしてもらわなきゃいけないからね。」と笑いながら別れた。

家には月曜休みの夫が心配そうに待っていた。

「Cystじゃなかったみたい。検査痛かったよ。」と告げる。

言葉少なげな夫は、きっと私と同じことを考えていたのだろう。

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